観てきました。尺が結構あるのと音楽パートを濃く描写するから後半まではゆったりペース。敵が本能的な、コズミックホラーの邪神その物な上にそれを利用する者や信奉する者もいないから、ちょっと絡み難いこともあって、ドラマパートは段階的に楽器が上達して交流して状況が開示されてゆく流れになっていました。双子であることは設定上は根幹的ですが、地球に定着した方は直接的には巻き込まれないからあっさりしてましたね。宣伝活動には中の人が孤軍奮闘していましたが。音楽のグレードもそうですが、映像的にもとても綺麗でした。秘密道具のトンチも利かせられていて、道具の効果はいつか切れて日常に戻ること、ドラえもん的問題は解決できても地上的問題は解決されないことなんかもサラっと描写されていましたね。いわゆるドラえもん映画でした。ドラえもん、だった!