都夜の焼かれっぷり。都夜VS東海林、永久VS比奈子の対戦がクライマックスになるのかと思ったが、永久は最初から『もう疲れた』状態だったから激しいバトル展開にはならなかった。最初の母の言葉に加え、皆で比奈子を守る決着。要が一仕事。もうスタンガンも使わない永久は完全に電池切れ。この件、全員、炎への耐性が凄い。最後のOFFでもう一段ひっくり返すのかと見せて、完全に殺しの誘惑と決別したりもしていた。現実のナイフの行方は腕切る云々以降は不明になってたが。それにしても落着してほっこりしていた中島は最後まで超有能。有能過ぎて全部中島が解説しかねない勢い。もうちょっと何人かに役割バラしてもね。中島と会ったり連絡とったりするのが簡単だからスッといけちゃう。ぎこちないが比奈子に心が芽生え始めたところで物語は終わった。やはり終盤、比奈子の変化で作りが変わってきて、比奈子の危ういテンションや独特の好戦性が保てなくなったのが少しもったいなかった。中島逮捕後、すぐに永久が現れて普通になろうとしだす比奈子にグイグイ圧を掛ける感じでもよかった気はした。描写はキツかったが、異常犯罪者を逆に殺ろうと煽って対峙する件は見応えがあったからさ。グロそのものをやたら見たいというワケではなくて、ナイフ持っても明らかに非力な比奈子のあの闘志と絶対イジらない方がいい相手を煽りまくる行動が目新しかった。状況描写も凝ってたしね。
