するとヴィーラブラーメンドラはこう答えました。「あなたが私を訪ねてきたわけを知っています。森に行って私を見たのですね。もうあなたの為に働くのはやめましょう。実は私がここに来た本当の理由は、瞑想をして、ある本を書くためなのです。私はマザーディバインから書かなければならない事を教えられています。
マザーとの約束があるのです。マザーが教え、私がそれを書き記しるす。それがこの人生での、私の使命なのです」しかし、バーチャマは信じませんでした。「未来の事など誰が分かるというのでしょう。おべっか(スワミはうぬぼれるの意味で多用していた)を言うのもいい加減しなさい。今現在の事を喋りなさい」
「私は現在は語れません。未来の事についてしか話せないのです。」これを聞いて村中の人々が怒りました。「おい、何か悪い事をして魔法の力を得たんだろう!本当の事を言え!」ヴィラ―ブラーメンドラは最終的には、バーチャマに納得してもらうことが出来ました。そして彼女の家を出て、未来の予言書「カーラグナーナ」を広めたのです。しかし、当時は誰もヴィーラブラーメンドラを信じませんでした。