ヴィーラブラーメンドラは生徒達に花を買って来なさい。と言いました。しかしヴィーラブラーメンドラは、自分の肉体を離れてジーヴァ・サマーディはわずか数時間だったので、誰も動こうとしません。動いたのはシッダーヤだけでした。
彼は花を買う為に何キロも走って、走って、走り続けました。ヴィーラブラーメンドラのサマーディに間に合う様に12時間以内に帰りたかったからです。しかしシッダーヤが去ってから15分後に、マスターはサマーディの寺院に入っていきました。
村の人々はヴィーラブラーメンドラが寺院の中に入ったのを見届け、その背後で扉を閉めました。この時までヴィーラブラーメンドラはシッダーヤに何一つ、スピリチュアル的な能力を伝授していませんでした。そして、そのまま世を去ったのです。