1・2・3 kick !!

葛飾区で きもの着付け教室をおこなっています
着付け教室の様子や出張着付けの様子、日常のあれこれを綴っています

いそいそきもの ♪  きもの着付け葛飾教室 

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浴衣  私なりのこだわり

2013-08-20 | きもの ちょこっとばなし
先日の 浴衣会

わたくしの浴衣も 紹介させていただきます

トルちゃん (トルソー) に着付けましたので どうぞ!




          



          


電車に乗ったり、浴衣会でも椅子に腰かけますので

もたれかかっても平気なように 「吉弥結び」 にしています

帯は以前ブログで紹介していました 「キモノスイッチ」 で購入しました博多の半幅帯です



          


帯締めは太いものだと厚ぼったい感じがするので、暑い時期は細目がよいかも…

と 思い三分紐です

帯留めもなにも付けずに 結び目も後ろの帯の中に入れて見えないようにして

シンプルに 帯締めのラインだけにしています

下駄の鼻緒に同じような色が入っていますので、合わせて唯一の暖色系です


浴衣でも衿は パキッとしていてほしいので、私は襟芯を入れます

畳んでいた時の折り目が内側に向いて入っているので

衣紋がきれいにアールになりずらいですし

フリルのようにフニフニってたりするのは 避けたいですし…

かけ襟の部分は縫い付けられていますが、内側だけほどいて

襟芯を入れる部分を確保!



          

当日 何とか撮った写真です


浴衣は汗になっても じゃぶじゃぶと洗えちゃうので 気が楽ですよね

ですので、まだまだ暑いので9月いっぱい位は浴衣を着たいな~

とは思いますが、出かけられるのは せいぜい9月初旬位まででしょうか…

お家浴衣になってしまうのは ちょっとさみしいですから

浴衣を着たなら出かけたいですが

今年の夏は あと何回浴衣を着て出かけられるかな…

 


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おはしょりから衿先は見えるように着付けますか?

2013-08-04 | きもの ちょこっとばなし
前回ご紹介しました 染めかえをした着物ですが

染めかえる時は、ほどいて、染めて、再度仕立てます

悉皆屋さんにお願いした時に、仕立てる際に 衿下をもう少し長くした方が良いのでは

とのアドバイスを頂きました


仕立ての事はよくわかりませんでしたので

衿下の寸法を気にしたことはありませんでした

しかし 染めかえをお願いに行く数日前ですが、他の方の着物のブログで

「衿先が見えないように着るのを心がけています」 との内容が書かれていました

衿先はおはしょりの下に出て 見えているもの と思っていましたので

へ~ そんな風に着る人もいるんだ~ とその時は思っていました


で、悉皆屋さんでそのように言われて

あ~ そうなんだ~  と思い、そのようにお願いしました…




          

前回お話をしました 母が揃えてくれた着物のうちのひとつ

絽の色無地です   トルソーに着つけました

実際よりも鮮やかなピンクに写ってはいますが

さすがに今は着られそうもありません



          

私の為に仕立ててくれたので、私の体に合っている寸法だと思います

体に合った着物ですと、腰骨の少し上で腰ひもを結ぶと良いといわれていますので

その部分であろうと思われる位置 (トルソーには腰骨がない…) で結んでいます

トルソーの身長は私よりも高いようですので、実際に私が着た場合は

衿先はもう少し短くはなりますが、それでもおはしょりから かなり出ています

袖で隠れるとはいえ、ちょっと野暮ったいように思えます



          

この2枚の着物の衿先の位置の違いをわかりやすくするために、裾を合わせて重ねました  

これだけの差があります

ピンクの色無地の衿下の寸法が73,5㎝

染めかえた色無地が76㎝

         

          

染めかえた色無地もトルソーに着付けました

袷の着物に夏帯を合わせてしまいましたが、そこは無視をして下さいね

(一番上にあったものですから つい楽をしてしまいました…

同じ位置で腰紐を結んでいると思います(何せ腰骨が…)

やはり短めの方がすっきりしますね





仕立てなどのサイトを調べましたら

衿下(褄下)の寸法の決め方は、身長の約2分の1内外が標準 との事です 

そうすると、私の身長は153㎝ですので やはり悉皆屋さんで仕立てた寸法です

ピンクの方のサイズですと、おしゃれ着で 帯を下めに締める場合は許容範囲かもしれませんが

礼装ですとやはり少々長めかもしれませんね


調べてみましたら、おはしょりから衿先が見えるように着るか

または 見えないように着るかは、お好みのようですね

もちろん、おはしょりから見えない場合でも

腰紐が衿先にかかる長さがある事が前提ですけれどもね


衿先をおはしょりから3㎝位見えるように着る

という意見が多いようでした





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色無地の染めかえ

2013-07-28 | きもの ちょこっとばなし
私がまだ着物に興味がなかった頃ですが

母が、北海道から本州へ嫁ぐ娘の 私の為に着物を数枚揃えてくれました

一つ紋の色無地、付け下げ、小紋

絽の一つ紋色無地、袷の喪服と絽の喪服 それらに合わせた帯

長襦袢も白の袷の時期のものと、絽の襦袢とおしゃれ着用のもの

雨コートもありました


その頃私は、着物の事は何もわかりませんでしたので

母が着物屋さんと相談をしながら仕立てたのだと思います

そのような話も 私には一切ありませんでした

おそらく、「そんなの揃えなくてもいいよ~」 と私が言うのをわかっていたのでしょう

母からすれば、嫁ぎ先で肩身の狭い思いはさせたくない

と思ってのことだと思います…

そう思うと ちょっと目の奥が熱くなります…




若い娘はかわいく… という母の思いはわかりますが、ピンク系…

母も今では 「失敗したね~」 と言っていましたので

おもいきって 一つ紋色無地の染めかえをしました




          

ピンクが染めかえる前で、右が染めかえた後のものです

濃いめの藍色です



                    

せっかく母が紋付でつくってくれたのですから 紋は残しました 




          

手持ちの袋帯と合わせてみました

華やかな結婚式などでも ちょっと落ちついた雰囲気で演出できるかな~ とにんまり…


最近は、お悔みの席では親族の方々だけが喪服の着物を着る という事が多いようが

参列者も着物を着てもかまわないのですから

そんな場合でも この位の光沢具合でしたら対応できるかなと思います


母にも写メを送って見てもらいましたら 「いい色だね~」 と喜んでくれました

母が喜んでくれたことが とってもうれしいです




他も やはりピンク系ですので、染めかえたいと思うのですが

染めかえる為には、ほどいて 洗いをして 染めをして

又仕立てるわけですから 料金は安くはありません


リサイクルの着物や、アンティークの着物で

少々汚れがあったりとか、ちょっと裄が短いけれども 安いし とても気に入ったので

ちょっと直して… と購入する方もいらっしゃると思います

ですが、先ほどもご案内をしましたように 安くはありません

お金をかけるに値するかどうかを考えてから お直しを行う事をお薦めします


私も 他の着物は、余裕ができた時に少しづつ直していこうと思っています

それもまた着物の楽しみかな と思います



因みに、着物を揃えていないからと 嫁ぎ先で負い目を感じることは 当然ありません

北海道の田舎ですから、昔ながらの思いがあったのだと思います

親として できるだけの事をしてやりたいとのことですよね きっと

ありがたいですね


で、もうひとつ…

送った写メを見た母が、まず開口一番「いい帯だね~ 」    へっ! そこっ!?

着物を染めかえたって言ってるのに~  やっぱり的の外れた、ちょいぼけな母でした

間違いなく 血は受け継いでますが…





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半幅帯で一文字風

2013-07-21 | きもの ちょこっとばなし
梅雨明けした頃の激暑な頃より、いくぶん過ごしやすい気がします数日ですね

暑さに体が慣れたのでしょうか…


半幅帯で 一文字風 に結んでみました

通常半幅帯は15㎝位ですが、こちらは少々幅が太めの17㎝の帯です

ちょっと大きめになってしまいますので

織り返したり、斜めにしたり 変化をつけました




          



          



          



厚みがありませんので、人ごみの中でも ぶつかったりせずに崩れにくいのでは…

リボンのようにも見えますので、かわいい感じもありますが

蝶結びとはちがった粋さがあると思います


これからの花火大会に是非結んでみて下さい




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変わり結びを半幅帯でアレンジ

2013-07-02 | きもの ちょこっとばなし
私のホームページ「いそいそきもの」でご紹介しています 変わり結び 「いそいそ結び」 を

今回も半幅帯でアレンジしましたのでご紹介します



            

こちらの変わり結びを 浴衣に半幅帯で結びました



          

細い半幅帯ですので ボリュームをつける為に、タレでつくる部分を二重にして

手先で羽根を作り華やかに仕上げました

まったく別の帯結びのように見えますが、手順は同じです



          

横から見ても、ボリュームがあり華やかです



          

せっかくのリーバーシブルですから、ポイント的に裏返して さらに華やかさアップです



          



          



          




この写真の帯結びで、羽根の向きや位置を変えるだけでも

また違った帯結びができ上がります

こんな風に色々とアレンジを考えていると、とっても楽しくなっちゃいますよね~


着物、または浴衣が どんなイメージのものなのか

どんな自分を演出したいのか… などなどを考えて あれこれとアレンジを楽しみたいですね


ご自分の想像力を膨らませて、色々な帯結びにチャレンジしてみて下さい




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夏の補正

2013-06-27 | きもの ちょこっとばなし
本日は久しぶりの良いお天気ですね~

梅雨の時期の晴れ間はちょっと嬉しくなりますね

気持ちも じめ~ っとしちゃう梅雨ですが、楽しい事を考えましょう

そうすると、前向きの脳になり

良い事も舞い込んでくるようになる らしいですよ

では、大好きな着物の事を…


以前のブログで 夏の補正の為に へちまグッズを購入したお話をしていましたが

もう何度も使用しましたので、感想をご紹介します

 


          


          



めっちゃ よいです 

パリン とした感じですので、体に密着はしません

そのために隙間ができて熱の逃げ道ができます

そして、素材がへちまですから

これもまた 熱が抜けていきます


以前 タオルで補正をしていた時は、ウエストのあたりが

もわもわと熱がこもって抜けないのです

脱いだ時には、そのタオルが湿っているくらいです

しかし、ヘチマの補整パットは goodです


ヘチマ補整パットの上に長襦袢を着て

またその上に着物をはおって、さらにその上から帯を締めます

洋服だって夏は暑いのですから 暑くないわけではありません

ですが、タオルの補正から比べると 雲泥の差です

夏には絶対おすすめです 


真夏には、凍らせた保冷剤を帯との間に入れたり、と工夫をしています

当然、裾除けの代わりに かわいいステテコです


          

以前にもご紹介していた画像ですが、再登場


只今 ヘチマの帯板も検討中

通常のものより やわらかいと聞きましたが

使用している方がいらっしゃいましたら

使い心地をおしえてくださ~い



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今回は 変わり結びを半幅帯で…

2013-06-23 | きもの ちょこっとばなし
先日 「変わり結びを兵児帯でアレンジ」 でご案内しましたように

半幅帯でアレンジしたものを 今回はご紹介しますね



             

ホームページでご紹介しています こちらの変わり結びの 「いそいそ結び

こちらを半幅帯で…


          



          



          



          

幅が狭い分バランスを良くするために

タレでつくっている2段に重なる部分を少々左右にずらして

羽根もちょっと大きくしてみました


          

リバーシブルの半幅帯ですので片方の羽根を裏返して変化をつけています


          



          



          


ご自分の好みに合わせて、羽根の大きさを変えたりアレンジをして下さいね

半幅帯ですのでカジュアル感がありますが

そんななかでも、粋な大人のかわいらしさがありますよね~

すてきでしょ 




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銀座結び

2013-06-21 | きもの ちょこっとばなし
前回、変わり結びの 「いそいそ結び」 のアレンジをご紹介しました

今回は 「銀座結び」 の写真をアップしました

変わり結びというにはあまりにもポピュラーな 銀座結び ですが

お太鼓結びが基本と考えて、それ以外を変わり結びということで

私の教室では、変わり結びのジャンルに入れています




          




          

かなり張りのある帯ですので、シャープな銀座結びになっていますが

ふわっと 丸みをつけて仕上げますと、また違った柔らかい雰囲気になります

同じ銀座結びでも、ご自分の雰囲気に合わせて さらにアレンジが可能ですよ




          

こちらの 銀座結びもある程度形を作ってから 結んでいきますので 楽に結べます

袋帯ほど長さのない名古屋帯ですと、引き抜きの角出しでは少々難しいので

こちらの結び方がとっても楽に結べます


詳細は「いそいそきもの」 の 「変わり結び」 をご覧くださいね




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変わり結びを兵児帯でアレンジ

2013-06-18 | きもの ちょこっとばなし
わたくしのホームページ 「いそいそきもの」 でご紹介しています

変わり結び 「いそいそ結び


             

     こちらの いそいそ結びを 兵児帯でアレンジじてみました




          

これからの季節の 浴衣に合わせて是非結んでいただきたいです

また、半幅帯で結んでも粋になりますよ~

もちろん、半幅帯でしたらカジュアルな紬や小紋にも合わせてOK 

色々なシーンで楽しんで頂ける 帯結びです



          




          




          




          

二巻き目の胴帯を くるくるとねじって、帯締めを巻いています

変わり結びならではのアレンジです


他にも 粋な変わり結び、ちょっとかわいい変わり結び

また、銀座結びもご紹介しています

ホームページ 「いそいそきもの」 をどうぞごらんください




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袖丈のお直しをもう少し詳しく…

2013-06-09 | きもの ちょこっとばなし
先日 ご案内をしていましたが

私と同じように、「袖丈詰めを自分でしてみようかしら」

とお考えの方がいらっしゃったら… と思いまして

前回よりも ちょっと詳しくご案内しますね



          

袖を裏返して、横にして写しています

すでに少々丈詰めをしている状態でした

今回丈を短くしますが、余分な部分を切らずに希望の丈にして

余った分を前側の袖部分に縫いつけます

物差しの位置まで短くします




        

左の写真は、袖の下部分を上に向けて、角の部分を丸く縫って

右の写真のように袖幅分を 運針で進んで行きます



          
       

丸く縫ったところの外側に糸を繋げたまま二列に縫います

糸の端を残しておいて、縫い始めと縫い終わりの端の糸を

一緒に ぎゅっ と引っぱって くしゅっ とヒダにして結びます

角の丸みを裏側でヒダにする事によって おもてに返した時にきれいにアールになります





       

縫った後の糸目が見えないようにするためのキセをかけますので

縫い目より2ミリほど内側を折ります

縫い目が かなり乱れていますが 素人ですのでお許しを…

前側の袖部分に詰めた分を、おもてにひびかないようにくけます





          
袖の胴側の開いている たもと部分をくけています

生地が麻ですので、折り畳んで指先で押さえるとアイロンをかけたように

線が入り押さえられますのでとても らくちんです




          
 
仕上がっておもてに返しました 袖の下部分です

キセをかけていますので縫い目が見えていません




          

袖丈詰め終了しました~

袖丈が短くなり、長襦袢と同じ長さになりましたので

襦袢の袖が着物のたもとから ぴょこんと顔を出すことはもうありません


やはり、運針のお稽古はしませんでしたが、運針をしているかのように

見えるようにはなったのではないかと思います

しかし、くけるという作業はなかなか慣れませんでした…




教室のお稽古の中で 「単衣の袖丈詰めは簡単にできますよ~」

と説明をして差し上げられそうです




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