1・2・3 kick !!

葛飾区で きもの着付け教室をおこなっています
着付け教室の様子や出張着付けの様子、日常のあれこれを綴っています

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冬支度 あったか足袋

2012-11-28 | 日記
11月も終わり 間もなく12月…

師走です…

本当に寒くなってきましたね~


そこで、冬用にあったか足袋の準備をしました


   


別珍の足袋です

内側はネルですので もこもこあったかです



   


底面は滑らないように、コーデュロイ状態…

着物の場合、足先が冷たかったりしますよね

一度冷えてしまうとなかなか暖まるまで時間がかかりますので

まず 冷えないように防寒対策です


今季は、防寒対策として

ロング手袋と、防寒用としての爪皮の購入を検討中です

素敵なのがあるかしら…




で、お家でくつろぐ時のための防寒用

   

もこもこあったかパンツを購入

内側が起毛でとってもあったかなのです

立石銀座(?)でとってもリーズナブルな¥599での購入 

すれたりで毛玉の様な ぽろぽろが出なければ 

なかなかなお買い物でしょ 

何回かお洗濯をしてみて…

という感じですかね




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日和下駄

2012-11-25 | きもの ちょこっとばなし
本日は 下駄のお話をいたします


先日、骨董市へ行きました際に日和下駄を購入しました

以前にも とんぼ柄の下駄を購入していたのですが

この日和下駄を見つけてしまい、下駄は消耗品だし…

と、何やら言い訳をつけて買ってしまいました



   


細い差歯が何ともいえず きゃしゃで粋な感じです

この きゃしゃな感じが私に似合うかどうかは申しませんが

縞の着物に角だしで、粋に合わせてみたい…


しかし、日和下駄と言いながら雨用の下駄ですよね…

雨用なのに、何故 日和下駄…?

色々調べては見ましたが、はっきりとした事はわかりませんでした

下駄も時代によって色々な呼び方だったり、色々な解釈だったりがあるようで…


雨上がりの晴れた時に、昔の舗装していないぬかるんだ道を歩くのに

駒下駄の様に太めの歯のものよりも、この細い歯の方が

歩きやすかったのではないか との事です

駒下駄より歯が長いですので、泥も足袋までつきにくいですし…

台は桐ですが、朴の木の差歯になっていて、朴の木は硬く

水分を含むと締まる為に、雨にも履かれたのではないかと…

細いのでハネも少ないでしょうし…


これが一番それらしい理由と思いませんか

もちろん爪皮を外して晴れの日でもOKです



   


こちらは駒下駄です 桐を削って仕上げますので当然 歯も桐です

そのため 軽くて履いた感じも優しい感じなのでしょう

日和下駄とは歯の太さ、長さが違いますよね


雨用で時雨下駄というのもありますが

一見 駒下駄と同じように太めの歯の様ですが、歯が朴の差歯なのでしょうか…?

またの機会に 確認してみますね



しかし、購入した日和下駄は赤い鼻緒がどうもいまいち なじめない…

そんな訳で、鼻緒をすげかえに…

以前にもおじゃましているのですが、月島の「あづまや」さんです

とても面白いご主人で、色々なお話をしてくれました


   


   


とんぼ柄の鼻緒です

とんぼを勝虫(かつむし)とも言い 縁起が良いので

お相撲さんが好んではいているそうです

ですので夏に限らず一年中履けるそうです

そんなお話もしてくれました




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出張着付けのご依頼

2012-11-23 | 出張着付け
出張着付けのご依頼を頂きました


以前にも何度かご依頼を頂いていましたが、本日もお茶会との事です

紋付きの色無地に名古屋帯です


いつも写真を撮らせていただくのを忘れてしまいまして

今回やっと写真をアップすることが出来ました



   


   


今回は裏のお手伝いも多いとの事で、裾を気持ち短めで動きやすく 

胸元にも懐紙を入れるからでしょうか 襟合わせをしっかりと とのご希望


また毎回ですが、きつめに締めるのがお好きなようで

腰ひもは皆さんもしっかりと締めると思いますが、より以上に力を込めて

帯も力いっぱいに これでもか という位に締めて仕上げます


確かに、帯が締まると気持ちもシャキッとしますよね

ご自分でも着付けはされますが、着つけてもらうと心配なく動けますので

とご依頼を頂いています



   


帰りに、クリスマスバージョンのクッキーを頂きました

いつもお心遣いありがとうございます


本日は雨が降ったり止んだりのお天気の様ですが

お着物を濡らさないように お気を付け下さいね


本日はご依頼ありばとうございました




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帯締め ちょこっとばなしⅡ

2012-11-18 | きもの ちょこっとばなし
前回 帯締めのお話を致しましたが、引き続き帯締めのお話です


帯締めを締める時ですが、慶事の場合は結び目から胴部分の帯締めの

上側を通って、房を上に向けるようにはさみ込みます

弔事の場合はその逆で房を下に向ける様に締めます

どちらでもない普段は 片方の房を上に向けて

もう片方を下に向けて締める ということもあるようですが

関東では両房とも上を向けて締めている方が多いようです

地域によって違うのではないかと思います


で、房を上に向けて締める場合ですが、皆さんはどの様に締めていますでしょうか



   


私は ↑の様に羽織紐と同じように房が付いている部分が

下に下がっていくように結んでいました



     

こちらは 羽織紐を結んでいます

上の写真と同じ結び方です



   


ですので結び目から下に向かっているのを 無理に上に向けて上げて行きます

そのために、結び目の両サイドに たわみが出やすいのです

ずっとその部分が気にはなっていました


先日、目から鱗のとっても感動(?)な事がありました

結び目の部分から房のある方が上に向く結び方を知ったのです



   


自然できれいに結べました

この結び方ですと、「たわみが少なく締められるんだ~ 」と ちょっと感動 


どちらが正解ですとか、どちらが間違いという事ではありませんので

どちらでもかまいません

きれいに仕上がれば 私は大満足なのです

自分のなかで 雲が晴れたようにすっきりとしました


一見ではわからない部分ですので、気にするところでは無いのかもしれませんが

自己満足です

羽織紐の場合は当然、弔事の時ですとか、また丸組の場合は房の部分が

下を向くように結んだ方がきれいに仕上がります


その時その時で一番きれいに締められる結び方を選べばよいのだとおもいます


きれいに締められてとっても嬉しかったので、ご紹介をしてみました





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帯締め ちょこっとばなし

2012-11-14 | きもの ちょこっとばなし
今回は帯締めの お話をしましょうか


とりあえず基本のお話

帯締めは大きく分けて 丸ぐけ、丸組、平組とあります

丸ぐけは布でできたもので、中に綿などが入っている ふっくらとした帯締めです

花嫁衣装につかわれていますが、それ以外では現在はあまり使用しないようです

が、しかし最近アンティークな大正ロマン風なコーディネートの場合に

太めの花柄などのかわいい丸ぐけを締めているのを見かけますね



   

私のものですが 細めで、かわいいビーズがついた 丸ぐけです

細くてダークグレーのこのような色でしたら 甘くなりすぎず締められますので…



丸組は、振袖に用いる太めの華やかなものもありますが

通常正礼装には使用しませんのでおしゃれ着用になります


平組は正礼装からカジュアルまで使用範囲が最も多い帯締めです

そして太さも様々です

正礼装で使用の帯締めは、以前にもご案内していましたが

金糸銀糸が入って、幅も太めで重厚な感じになります

細くなればなるほどカジュアルな雰囲気になっていきます



   
   


一番左が9ミリほどの三分紐で、帯留めを使用の際に締めます

2番目が1、2ミリ 次が1、4ミリ 右端が1、6ミリとなっています

因みに右端のものはアンティークの帯締めです

昔の帯締めはかなり太かったようです

着物のデザインなども手掛けていた、作家の宇野千代をご存じと思いますが

その宇野千代の「お洒落しゃれても」という本がありまして、その中で


箪笥の中にしまい込んである古い帯締めをひっぱり出して見るとき、
私はいつもその太さに驚き、よくもまあ、こんな太い帯締めを締めていたものだと、
我ながら呆れてしまうのです。
中略
しかし、こう細いものが流行してくると、いくら好きだからと言っても、
そう太いものばかり締めているわけにはいかず、ここ数年はずっと
巾四分くらいの細い帯締めを使っています。


との文章があります

四分は1、2ミリになります

この内容がいつの頃の事かは特定できませんが

おそらく昭和20年頃ではないかと思うのですが…

やはり着物や小物でも、その時その時代で流行があるのですよね… 



因みに、帯締めの長さにサイズがあるのはご存知でしたか?

S  135センチ以上145センチ未満

M  154センチ以上155センチ未満

L  155センチ以上165センチ未満

LL 165センチ以上175センチ未満

となっているそうです


         


確かに短いものもあるな~ とは思っていましたが…

↑の写真は M サイズです



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七五三の時期ですね

2012-11-11 | 日記
門前仲町の富岡八幡宮の境内で骨董市を行っていますので行ってみました

そうしましたら、七五三の時期ですね~

着物を着ました かわいいこども達でいっぱいでした


   


   



とってもかわいかったので 写真を撮らせていただきました

こちらは7歳のお祝いと思いますが、ちょっと大人な振袖に

角出し太鼓なのでしょうか… 遠目では横一文字のように見えたのですが…




慣れない着物で着崩れた時の為に ↓ このような心配りがありました

   
   


   

早速 裾が落ちてずるずるとなっていたお譲ちゃまの腰ひもを結び直していました

結び直した後のお譲ちゃまの満足げな顔がとってもかわいかったです

その様子を見ていたお父様が「あんなにちっちゃかったのに…」

と つぶやいていました…




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着物と帯の「格」についての ちょこっとばなし

2012-11-06 | きもの ちょこっとばなし
先日 ブログに「格」についてのコメントを頂きましたので

ちょっと詳しくご案内します


紬の着物に金糸、銀糸の入った帯や帯揚げは格が合わないのでしょうか

との事でした

着物を着る上で、「格」というのが一番ややこしく 面倒ですよね

そのために着物に興味があっても、色々な決まりがあってわからない…

と なかなか足を踏み入れられない方が多いのではないでしょうか


確かに面倒ですが、正式な場へ出席する場合は決まりにそった

格の合わせ方で出席しなければなりません

たとえば、高級なホテルでのお友達の結婚式に招待されました

いくら華やかな着物でも、小紋のおしゃれ着では出席はできません

訪問着、付け下げ、またお若い方でしたら振袖が最適ではないかと思います

お友達の幸せな門出に、ふさわしい装いで祝福をしてあげたいという気持ちと

ご両親、親戚の方にも失礼のないように、

迷惑をかけないようにしなければいけませんので

ホテルやその場の雰囲気に合った装いで出席をしなければいけません




      

              


こちらは留袖に合わせる袋帯、帯揚げ、帯締めです

帯揚げは白 帯締めもやはり白で、帯にも帯揚げ帯締めにも金糸、銀糸が入っています

柄は吉祥文様の竹、菊、梅が配されています



      


こちらは訪問着、付け下げなどに合わせる帯揚げ、帯締めです

色が入っていますがこちらも金糸、銀糸が入っています



   


そしてこちらも金糸が入っていますが、柄がしゃれた感じの柄になっています

ですのでおしゃれ着の着物に合わせる帯締めです

柄の雰囲気が合えば紬の着物にも締めてかまわないのです



      


こちらは両方とも帯の柄です

こちらも金糸が入っていますが名古屋帯です

柄もカジュアルな感じですのでおしゃれ着用の帯になります


おわかりになったと思いますが、金糸、銀糸が入っているから

おしゃれ着には合わないという事はないのです

金糸銀糸が入っていても、柄の雰囲気が合っていれば

おしゃれ着に合わせてもかまわないのです 

おしゃれ着の場合は決まりはありません

着物でイベントに出席されるのでしたら、その趣旨に合っているか

その場の雰囲気に合っているか、主催者や同伴した方に

迷惑をかけない装いであれば自信を持って装って下さい



好きな着物の事でしたら どの着物とどの帯が合うのか

自然とわかってきますのでご心配なさらずに…

堅苦しく考えず、着物を着てどんどんお出かけをして下さい




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染の着物

2012-11-04 | いそいそお稽古
本日から 上を目指して「じっくりコース」を行っていきます


花丸の地紋の入った色無地をお持ちになりました

染の着物ですので、今までの織りの着物の様に楽をさせてはくれません

紐を結ぶたびに小さなシワがあちこちに入ったり

腰ひもから上の身頃がずり落ちて何度か腰ひもを結び直したり

おはしょりの処理をしたつもりが胸紐を結ぶ前にずり落ちて

また結び直したりと、ちょっと大変でしたね



   


   



しかしご覧の通り  

苦労の甲斐あって素敵な仕上がりになりました

織りの着物とはやはり印象が違いますよね

柔らかく、しっとりと優雅な染の着物です

ですので、留袖、訪問着などは染で格も高いのです

染と織とそれぞれ特徴があり 味わいがありますよね~


帯は金糸や刺繍が入っていますが名古屋帯でしたので

今までの締め方で慣れた手さばきです


ですがちょっと、お太鼓の部分の畳み線が気になりますね

畳んでしまう時はお太鼓部分ですとか、胴の柄の部分に

線が入らない様にずらして畳んであげて下さいね


ちょっとした事ですが、せっかく着物を着るのですから

きれいな着物姿を目指すためには ちょっとした心配りを…

着物姿は思いのほか注目を集めていますよ




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