私のホームページ「いそいそきもの」の
プロフィールで
「子供のころの記憶の中の 母はよくきものを着ていました
羽織をはおった背中の帯のふくらみが なぜか大好きでした」 とつづっています
先日お稽古にお見えいただいた方が 「私も大好きなんです」 とお仰っていました
私だけじゃなかったんですね~
見えないけれども、膨らみで帯がある事を想像できますし
そして何よりも まあるいその膨らみが
母のやわらかさ、優しさ、あたたかさを感じていたのかもしれません
その膨らみがあるから、ふっくらと柔らかく
そして裾すぼまりの、裾が細い美しいシルエットになるのです
ちょっと話は飛びますが、今月24日に映画のアカデミー賞が発表されます
胸が開いてウエストを絞った華やかなドレスを着た女優が赤い絨毯の上を歩きます
とてもセクシーで美しいですよね
しかし、着物を着た女性もとっても美しいと思います
上記しました 裾すぼまりのシルエットもそうですが
全身を覆いつくすように着た着物ですので腕も脚も見えませんが
羽織を羽織った帯の様に 腕や脚を想像させます
想像が増幅して、そういった意味では最高にセクシーですよね
着物で生活をしていた昔は、腕や脚は見せてはいけない
女性として恥ずかしいとされていたのです
控えめで奥ゆかしく三歩さがって… ということでしょうか
しかし、返せば 奥に秘めた芯の強い 凛とした美しさがあるように思います
そんな女性になりたいですね~
きもの着付け 葛飾教室
いそいそきもの
http://isoisokimono.com/