勤めている会社で 盲導犬育成の為の募金を行っています
盲導犬協会の方がいらっしゃって、その贈呈式が行われました
同時に、どの様な活動をしているのか などのお話を伺いました
盲導犬として育てられるのはラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーが多いようです
産まれて2ヶ月はお母さんのそばで一緒に生活をしますが
その後10ヶ月パピーウォーカーというボランティアの一般の方のお宅で育てられます
そして1歳になるとパピーウォーカーの元から離れ
盲導犬としての訓練を受けるそうです
そのパピーウォーカーの方も生後8ヶ月のワンちゃんと一緒にいらっしゃって
何故パピーウォーカーを始めたのか ですとか、どんなことが大変です とか 色々お話を伺いました
まだ訓練は受けていないワンちゃんですので、吠えたり じゃれたり なめたり…
式典に参加した私たちの人気の的でした
そして、デモンステレーションを行うワンちゃんもいっしょに訪れていて
式典に出席している私たちの中から数人 実際にアイマスクをつけて
盲導犬と一緒に社内を歩行する デモンストレーションを行ってくれました
私も体験させていただきました
ハーネスという器具を装着したワンちゃんが左側で 、そのハーネスを持って一緒に歩きます
まったく見えない状態ですので とても不安です
不安になってへっぴり腰になると、ワンちゃんもそれを感じ取って
歩きずらくなるそうですので、ワンちゃんを信じて全てを任せました
目の見えない方と盲導犬も信頼関係が大事なんでしょうね…
実際一緒に歩くと とても速く感じます
そして曲がり角などでは 私の足の前に入って来て、“それ以上行けません” と教えてくれます
訓練されているとはいえ、とてもお利口です
普段も目の見えない方とかわいい盲導犬と一緒にいるのを見かける事があると思いますが
その時盲導犬は “ご主人を守る” という仕事中ですので
「わ~ かわいい~」 と近寄って撫でたりしないでください との事です
ワンちゃんは人が大好きなので、尻尾を振って仕事を忘れてしまったりするそうなのです
また、盲導犬が行き先の道をわかっているわけではなく
ご主人が地図を頭の中で覚えて状況を想像して、目指すところの道順を支持しているだけですので
転んだりすると方向が解らなくなってしまうそうです
盲導犬を連れた方が困っている様子を見かけたら
「なにかお困りですか」 と声をかけて下さい との事です
普通に生活をしている私たちには
目の見えない方、弱視の方が生活をすることの大変さは 想像以上だと思います
私たちが できるお手伝いがあれば
臆することなく行動をしたいと思います
とても良い体験をさせていただきました
いそいそきもの
きもの着付け 葛飾教室
http://isoisokimono.com/