ちょっと古いけど、先週金曜の日経社会面の記事
文部科学省・鈴木寛副大臣の記者会見によると
現在は認めていない大学医学部の新設解禁の検討を始めるそうです
医学部新設の解禁も検討ほ、ほゥ~、ようやく実現しそうですか
記事に拠ると、既に看護や薬学などの医療系の学部を持つ大学に限定するそうです
ふむふむ、となると、野田にある東京理科大も食指が動くんじゃないかな?(笑)
理科大もかつては医学部を開設しようと、昭和30年代か40年代に
流山市北部の広大な土地を、医学部用地として購入しましたが
医師会による反発で、医師過剰になるからと医学部の新設が認められなくなり頓挫
地元の土地持ちさんのご本家が
「”医学部を作るから”というので売ったのにねぇ」とこぼしていましたが
そのまま、空き地として放置となったのです
その後、そこは第一種の住宅地のため高い建物が建てられないことになり
他の学部の校舎を建設することも出来ず、そのままズ~ッと空き地の状態が続き
少年野球チームのグラウンドなどに利用されていましたが
TX開業前に突如、隣接の幼稚園や近隣住民に打診も相談も無く売却
「相談してくれれば買いたかったのに」と幼稚園の,園長先生が嘆いていたとか
ホント、理科大って地元愛の足りない、しょうもない大学なんですよね、ごめんなさい

で、その後、そこは200戸近い戸建ての住宅地になってしまいました
まあ、病院が出来たら救急車がしょっちゅう来てうるさいから
住宅地の中に出来なかったことは良かったと思うけどね
でも、そうやって医学部創設を諦めていた中のこの解禁
さてさて、どうするんでしょうね
私としてはもちろん、医学部が出来て欲しい!
そして野田か流山周辺に大学病院を建設して欲しい!
これは周辺住民の医療の充実ということもあるけど
薬学部のためにも、学内に医学部があった方が研修も研究も充実するわけで
こんな喜ばしいことはありません
出来たら流山市にも積極的に働きかけてもらって
市内に医学部、大学病院を誘致して欲しいな
これからの流山は人口がどんどん増えていくでしょうから
きっと病院の数が足りなくなるはずですもの
でも医学部を造るとなると、教授となる医師の充足など
クリアしなくちゃいけないことが山積みになるでしょうから
大変は大変ですよね
だいたい今の医師不足は女性医師の数が増え、
妊娠や育児でやめてしまうことも大きな原因だと思っています
定員を今の倍近くにして、男性医師をもっと増やさないと難しいんじゃないかな
まあ、とにかくこれからどうなっていくか、楽しみですね
そんなこんなの、色んなことを考えた記事でした