原発事故後、福島での放射能の影響を研究してきた
アメリカの放射能専門家調査団が
「原発周辺は長年居住不可能となるものの
健康への影響は極めて小さいとみられる」
との見解を出しましたね
事故後に放出された放射能のレベルは
発癌リスクを計測可能なほど高めるものではなく
放射能を浴びた人が癌を発病するリスクは約0.002%
癌で死亡するリスクは0.001%高まると推定しているそうです
これは東京からワシントンまでのフライトで
自然に浴びてしまう放射線量の方が
福島原発の現場で浴びた量より多いくらいだとか
福島の原発現場でさえ、その程度ですから
福島の一般的な地域に住んでいる住民は
もっともっとリスクが減るわけですよね
そう考えると、関東や流山や柏周辺地域なんて
大騒ぎすることはないんじゃないのかな
福島原発事故の健康被害は最小限か?
ん・・・しかし、この記事に書かれている崎山比早子さんのコメントって
必要なんでしょうか?
「専門家達が健康被害は無いとの見解を示した」で充分じゃないの?
だって「低線量でも安全かどうかわからない」というスタンスでいるけど
では、どれくらいの線量で、どのような病気になるのか、
またその可能性は何%なのか、ってことには全く触れていない
つまりそれは「不明、わからないから」なんだもの
何故わからないかと言えば、
自分がその研究をしていないからでしょうね
自分では出来ないから、他の研究者のデータを集めて論じているんです
それってずいぶん無責任だと思うけどな
一方「この程度なら大丈夫」と言っている人たちは
きちんと自分たちで放射線研究をしていたり、
放射線治療に関わったり、放射線を専門にしている人たちばかり
だからこれなら大丈夫という数値も上げているし
それに関連する病気についても、
この程度の線量なら心配ない(大丈夫
)と述べています
責任ある発言って、こういうことを言うんじゃないのかなぁ
放射線影響研究所 放射線の健康影響
それとやはり腹が立つのは日本の報道機関の姿勢
アメリカの調査団が
「避難生活で受ける
精神的なトラウマが健康への最大のリスクとなる」とか
「原発事故に関して
騒ぎ過ぎることが
周辺住民が元の生活や仕事に戻ることを難しくする」など
精神的なストレスが、いかに人々を不幸にしているかを心配しているのに
何故日本の報道機関は、国民が安心するような報道を考えないんだろう?
このような調査団が来て、見解を述べたことさえ
日本のテレビも新聞も報道していないですよね?
これでは日本国民は正しい情報を得ることができませんよ
ヨーロッパに行った知人の話によると、海外の方が
「福島原発事故による放射線量は、チェルノブイリより遥かに少なかった」
とわかっているそうです
おそらく、こういった調査団がそれぞれの母国に帰り
日本の原発被害の少なさを広めてくれているんじゃないかと思います
だから日本に来る外国人旅行者も増えてるんでしょうね
そんな様子を見てみると、日本が日本人の力で落ち着く
っていうのは無理なのかな、と考えたりします
もしかしたら海外の人たちから正しい知識を教えてもらって初めて
日本人自身が落ち着いていけるのかもしれませんね
なんか太平洋戦争中の日本みたい
あの時も世界の常識から日本だけが外れて
日本人だけで恐怖の中にいて、戦争を続けていましたから
なんとかみんなが冷静になって
正しい情報を収集していけるといいですね