11月20日日本経済新聞夕刊一面の記事
以前も記事にしましたが
原子力規制委員会が20日、福島第一原発事故で避難した住民の帰還に向け
個人ごとの放射線量の実測値を安全性の目安にすることを正式決定したそうです
良かったですね
こうやって一歩ずつ、正しい判断の元で
福島の方達が普通の生活に戻っていけるといいなと思います
そしてこちらは19日の日本経済新聞、社会面の記事
公益財団法人「
環境科学技術研究所」が
今回の福島第一原発事故で空気中に放出された放射性物質
トリチウムの影響調査結果を発表し
事故が起きた2011年中に周辺住民が呼吸で取り込んだことによる被曝線量
所謂、呼吸による内部被曝は、最大で約3μSvだったそうです
まあ、そりゃそうだよね
「埃や砂が舞って、子供が吸い込んだらどうするの!」と大騒ぎして
公園や道路だけでなく、雨どいの下や繁みの放射線量まで測ってるけど
仮に砂埃や埃が舞ったって、鼻から入れば鼻毛や鼻の粘膜にキャッチされるから
細かい砂や埃が肺の中に入ることなんてありえない
また口から入れば、口の中の唾液や粘膜にキャッチされるし
だいたい砂が口の中に入れば、ザラザラしてすぐにわかり吐き出すでしょう
そして万が一細かい粒子が呼吸で体内に入っても、
気管の粘膜や繊毛が、ちゃんと外に排出してくれるのです
だいたい、何故PM2.5で大騒ぎするかと言えば
2.5μm以下の粒子が呼吸で体内に入ると
粘膜や繊毛をくぐり抜け、肺の奥に入ってしまい
それによって喘息や肺がんになるからであって
逆に言うと、2.5μm以上なら肺の中に入ることができず
体外に排出されるのですよ
だから砂や埃のような2.5μmより大きな粒子が
呼吸するたびに体内に入るというのは、とんでもなく大きな勘違い
また万が一、砂や埃を飲み込んだとしても、
そんな1gにも満たない量の放射線量なんて
測定さえもできないでしょう
おにぎり大の砂団子をムシャムシャ食べ切ったって
1kgにもならないんだから
そして、あとはこれ
いかに正しい知識と情報を住民に説明していくか、でしょうね
東葛地域も同じです
福島が正しい知識を得ながら落ち着いていくのに
福島より遥かに低い放射線量の東葛地域が
バタバタしているのはおかしいですよね
年間1mSvという、わかのわからない数値に縛られて
無駄な税金をこれ以上使わないよう
柏や流山も政府ときちんと情報交換をして
住民に対して丁寧な説明をしながら
市としての正しい姿勢を示して欲しいなと思います