『びっくりした』―― 越谷市で大久保製壜闘争上映会
『びっくりした』
大久保せいびんのみんなが自分のいいたいことをいった。公園から二時間位デモをして歩いた。工場の前に行ったら、みんながバンバンどなっていた。工場のなかからは、会社のえらい人がカメラで写真をとっているの。
あたまにきたことは、夜、女の人の部屋に、専務さんとか、会社のえらい人が、からだをさわりにくるの。よっぱらってね。それが一番あたまにくるの。
つぎにもう一つは、お金のこと。みんないっしょうけんめい働いているのにお金やらないで、みんな工場の人があづかってしまうんだって。それも頭にきた。みんな勇気があるんで、うらやましく思いました。
はじめてデモにいって、デモはおもしろかった。
今から44年前の1978年、越谷市内の障害者グループ「わらじの会」は越谷市職労の組合員と一緒に、大久保製壜闘争の路地から路地デモに駆け付けてくれました。写真は、その集会とデモに参加した一人の障害者の方の感想文です。
一緒に街に出始めたわらじの会 はじめてのデモ(NPO障害者の職場参加をすすめる会 山下浩志)
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/180317ookuboseibin.html?fbclid=IwAR2kCqpE6ynngkqNpisrfwk29vDPciJlcX0Xce9rikcqLiDO1QiGvrLHLhE#180317yamashita
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2018年4月20日(長崎日記)
埼玉県越谷市のNPO法人障害者の職場参加をすすめる会主催「人間を取り戻せ!大久保製壜闘争の記録」上映・講演会が越谷市中央市民会館で開催されました。車いすの障害者ら約40名が参加しました。
今から40年前の1978年、越谷市内の障害者グループ「わらじの会」は越谷市職労の組合員と共に、大久保製壜闘争の路地から路地デモに駆け付けてくれました。
当時越谷市職労は「モップとダイヤルの叛乱」(書籍)の大変な闘いのまっ最中でした。この時の大久保製壜闘争のデモを一緒に闘った「わらじの会」の車イスの女性障害者の感想文「びっくりした」を今回初めて知らされました。僕らにとってとても感動的な内容でした。
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会・職場参加ビューロー世一緒などの越谷市の多くの障害者とその仲間たちは現在までとても立派で大変な活動を奮闘なさっているそうです。
今回の上映会は、とても有意義でまた心温まるものでした。
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(紹介)
障害のある人もない人も共に生きる職場・地域を NPO障害者の職場参加をすすめる会http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/index.html
事務局長山下浩志さんのフェースブック
https://www.facebook.com/hoiroshi.yamashita
「人間を取り戻せ!大久保製壜闘争の記録」――「共に働く街を拓くべんきょう会」第52回(NPO障害者の職場参加をすすめる会、越谷市)のページ
http://e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/180317ookuboseibin.html?fbclid=IwAR2kCqpE6ynngkqNpisrfwk29vDPciJlcX0Xce9rikcqLiDO1QiGvrLHLhE