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人種差別・レイシズム・排外主義は日本にも世界にも蔓延している。社会や職場で虐げられている者が又虐げる相手を求めて、差別されている者が又差別する者を求めて拡大再生産されていくのが今の世界だ。人間そのものへの絶望感・敵意・殺意すら抱く人も出てきている。
しかし、かつて南アフリカでワールドカップが開催されたそのグランドで「say no to racism」の横断幕を各国の選手が誇り高く掲げ、選手の代表が「racismを絶対に許さない」とマイクを握り全世界に向かって語りかけた。こんな場面を80年代の南アフリカで予想した人がいただろうか。
私たちは希望を捨ててはならないのだ。私は、人間に失望しそうな時、くじけそうな時は「say no to racism」の横断幕を思い出す。
しかし、かつて南アフリカでワールドカップが開催されたそのグランドで「say no to racism」の横断幕を各国の選手が誇り高く掲げ、選手の代表が「racismを絶対に許さない」とマイクを握り全世界に向かって語りかけた。こんな場面を80年代の南アフリカで予想した人がいただろうか。
私たちは希望を捨ててはならないのだ。私は、人間に失望しそうな時、くじけそうな時は「say no to racism」の横断幕を思い出す。