妙法蓮華経という呪文

日蓮御書を読んでいる

現在民衆に妙法蓮華経が浸透したのは日蓮大聖人のおかげである、生前は法を弘めることでいろんな難に合われたが、こうして大願成就する結果を導いて、人々を幸せにしていることから、妙法蓮華経はとても力ある呪文だと思う

私たちは妙法蓮華経を信じなくても、個々のレベルに応じた仏性があり、その仏性を開顕し生きることができる、、可能性を皆が持つ

しかし私は日蓮大聖人の御書にて、日蓮大聖人の情熱を知り、なぜ妙法蓮華経に力があるのかの理屈は知らねど、一念一念に迷いなしという効能が妙法蓮華経という呪文にはあるように思う。妄念が消えて今に力を集中できるのです

が、しかし、家は浄土真宗なので宗教の教えはバランスよく使い分けたい

決して御書に書いてあるような謗法の罪とか、極端な他宗批難の文章に振り回されず中道で宗教とつきあいたいのです

利己心が生きることを、ややこしくさせる

仏教では

生まれて来たこと自体が苦しみと説く。だから生きることは苦しみ

老い、病になり、死んでいく事実

その事実を深く確実に意識に染み込ます

仏教では全ては空（無）と説く

生まれて来たこと自体が苦という認識は執着があるからだ

仏教では全ての人に仏性が備わると説く。人として生まれ死んでも、その仏性は永遠。人として生きるか？仏性として生きるか？

迷いない仏性で生きたい。

それは生きるというんじゃなくて

変化循環永遠サイクルの波に乗ること。ややこしく利己的にしつこい自我を滅却し、スッキリ単純な世界からこの世を生きる

身近にいる人が仏でした

人には覚りを開く仏性が備わっている。覚りとは何か？

覚りとは人それぞれ違う心境か？

それとも人全てに共通する心境だろうか？

私は覚りにも段階があるのだと思う

【一度覚ったからこれで完成】

ではない

私は今まで

覚りを得たら

【どんな時もどんな状態であっても自由と歓喜な状態】

なんだろうなーと漠然と思っていた

釈迦と同レベルの覚りを思い描いていた。漠然と曖昧に

身近には「こんな人になりたい、このような仕事の仕方をしたい、このような考え方をしたい」

というような理想の人々がいる

その人を見ているだけで

気力わき、安心感わく

不思議な人たちがいる

だから私は

曖昧な仏の覚り云々よりも

身近にいる理想の人に近づくことが、確かな幸せだ

仏性を顕している人が身近にいて救われた