るるの日記

なんでも書きます

古事記 エキケコソトノヒヘミメモヨロ・ギゲゴゾドビベ

2020-11-19 14:42:08 | 日記
漢字の音を用いて一字一音で、国語を表記する方法は「万葉集」に頻繁に用いられている(万葉仮名)

仮名の
「エキケコソトノヒヘミメモヨロ」と、その濁音の
「ギゲゴゾドビベ」
合計二十一音は、奈良時代には、それぞれ二通りに使い分けられていた

ミを表記するのに
【美・弥】甲類
【味・微】乙類
の二通りの区別がある

「上」は「加美」と書き「加味」とは書かない

「神」は「加微」と書き「加美」とは書かない

この区別はアイウエオの五母音の他に三母音、合計八母音あったため

古事記はこの仮名遣いをほぼ正確に用いていて、解釈に役立つし、平安時代の偽作ではないという論拠にもなる。なぜならば平安初期には乙類の字音はなくなり、甲類、乙類の区別は守られなくなったからである





最新の画像もっと見る

コメントを投稿