真ん丸の月の色
太陽に見つめられ
嬉しくて恥ずかしくて
同じ地表の昼間も同じ
想像することも憚れる
月のおとぎ話に夢を見る
季節を遠ざける温さのため息が
心の隙間を突き抜ける
同じ灯りが距離を超えて
色付く影を慕う時
フォロー中フォローするフォローする