い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心詩9

2022-11-14 15:32:32 | 心詩(+1)・心色・続く心音
切実という言葉はすっかり忘れて
号令のまま右へ倣った
その行列の一粒の長さと
一滴の重さがどんな列を作るのか

ぬるま湯につかった人生は
なめらかな温度が心地よくて
いつまでも漂っていたいと思うけど
徐々に冷め行く自然を温める事は困難で

思い付きで一気に立ち上がれば
やさしいはずの空気さえ
当たり前の鳥肌と連続のくしゃみをもたらし
目の前の空気を伝わり一瞬で変化した
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