い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心詩19

2022-11-25 15:11:55 | 心詩(+1)・心色・続く心音
低姿勢の陽射しがのぞき込むから
逃げ場を失い影の中に座り込んだ

本当はカラカラに乾く光で
涙ごと浄化してしまえばいいのに

ほんわりとした空気の匂いに
思い出の面影を重ねてみたけど
反射する光の粒が所々消し去るから
現実の柵を飛び越えてしまった

戻りたいけど眠たくて
見ていたいけど眩しくて
ひねくれた心の隙間に
涙がにじむ
コメント
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