文字文化を支えるのは、オタク!? 

2009-06-07 15:34:19 | 日記
6月6日、と学会の大会に弊社BNPから出ている本を販売に行った。
日本の神々をサブカル世界に大追跡
図説神代文字入門 『古事記』異端の神々 『古史古伝』異端の神々

この大会に出席する人たちは、実に惜しみなく本を買ってくれる。
数年前、初めてと学会に本を販売に行った時にはびっくりした。万札を切って好きな本を何冊も買いボストンバッグに詰め込んでいく人が何人もいる。

某学会では、請われて販売に行くのだが、ほとんど売れない。
交通費が出るくらいが精一杯。
地方での学会となると大赤字だ。
先生方から、「どうでした売れましたか」と言われると「まあまあですね」と苦笑いしながら答える。
「そう、よかったですね」なんて言われれば、もう泣きそう。
良いわけではない。
つぎからははっきりと「売れませんねえ」と答えよう。

いや、学者という人たちは実に本を買わない、という印象を抱いてしまう。

オタクの人は実に本をよく買う。
学者が日本の出版文化を滅ぼし、オタクが日本の出版文化を支えている!? 

オタク万歳。

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日販・王子一般書センター見学会(版元ドットコム)に行ってきました

2009-06-07 15:14:24 | 日記
6月5日金曜日、日販の王子一般書センター見学会(版元ドットコム開催)に参加した。

入荷した本が、バーコードで分類され、重量で冊数を確認、ベルトコンベアの上を流れ、書店毎に仕分けされ、出荷されていく。
実にうまくできた合理的なシステムだ。
この結果、倉庫へ搬入した翌日、長くても3日で書店に本が届くという。
この流通の機械化と迅速化がさらに進めば、そのうちコンビニの自動販売機で欲しい本の名前のボタンを押すと、瞬時に製本されて本がポトンと取り出し口に出てくるようになるかも。
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