弊社は今日が仕事始めです。昨年は、東北の大地震に津波、原発事故、そして和歌山をはじめ各地での大雨と、大変な年でした。
今年という年がどのようになるのか、全く分かりません。関東や東海、南海など、いつ地震が起こっても不思議ではない状況と言われ、社会的にはますます広がる格差、暴動、テロ・・・。このように考えると、新春に相応しくなく、どうも悲観的にならざるをえません。
この悪い流れを止めるのは、つまるところ個人の力、それも自己の変革でしかないような気がします。言い換えれば、魂に触れる生き方とでも言いましょうか。
湯浅泰雄先生は、「ソクラテスは、人間にとっての行為の正しさというものの本質は、実はその人の魂のあり方の中に求められると言う。」そして、「ソクラテス的観点からみれば、現代の世界にとってもっとも重要な思想的問題は、アメリカをはじめ先進諸国の社会から広がりつつあるモラルの荒廃傾向にあるのではなかろうか。その基礎には釈尊のあげた三つの煩悩がある。」「一つは欲望の肥大(貪り)、二つ目は怒り(他者と対立する)、そして三つ目は自己中心的な思い(痴)である」と書いておられます。
ブータン国王が昨年11月に来日され、幸福度というのが話題になったのは、偶然ではないような気がするのです。
私たちはなぜこうして生きているのか、その意味をあらためて問い直す必要に迫られています。それが、科学や経済など、すべての前提ですから。
今年という年がどのようになるのか、全く分かりません。関東や東海、南海など、いつ地震が起こっても不思議ではない状況と言われ、社会的にはますます広がる格差、暴動、テロ・・・。このように考えると、新春に相応しくなく、どうも悲観的にならざるをえません。
この悪い流れを止めるのは、つまるところ個人の力、それも自己の変革でしかないような気がします。言い換えれば、魂に触れる生き方とでも言いましょうか。
湯浅泰雄先生は、「ソクラテスは、人間にとっての行為の正しさというものの本質は、実はその人の魂のあり方の中に求められると言う。」そして、「ソクラテス的観点からみれば、現代の世界にとってもっとも重要な思想的問題は、アメリカをはじめ先進諸国の社会から広がりつつあるモラルの荒廃傾向にあるのではなかろうか。その基礎には釈尊のあげた三つの煩悩がある。」「一つは欲望の肥大(貪り)、二つ目は怒り(他者と対立する)、そして三つ目は自己中心的な思い(痴)である」と書いておられます。
ブータン国王が昨年11月に来日され、幸福度というのが話題になったのは、偶然ではないような気がするのです。
私たちはなぜこうして生きているのか、その意味をあらためて問い直す必要に迫られています。それが、科学や経済など、すべての前提ですから。
数日前の「朝日新聞」に、前原氏が成長を柱にすえた政権を提唱しているのに対し、野田政権は、国民ひとりひとりが幸せを感じているかどうかを柱に据えているということが記されていて、なんだかよくわからなかった野田政権に新しさを見た思いです。
成長した暁に幸せになることを思うのではなく、今、自分が幸せであるかどうかが、これからの幸せをつくっていく土台になると思います。ブータン国王の来日は、まさにナイスタイミングで、被災地を訪問されてのコメントも(「龍」のたとえ)、すばらしかったですし。
長くなりました。年賀状でお知らせいただいた「ストアー」を覗いてみようと検索をかけたら、こちらを見つけ、うれしくなって投稿させていただきました。またちょくちょく覗かせていただきます!