
■財部氏はじめエコノミスト7人は一様に、マニフェストの経済政策を「景気を冷やす危険がある」と警告。経済同友会の桜井氏は“企業活動の自由度をもっと上げよ”と苦言を呈す。堺屋太一氏は“民主党がマニフェストを棄て豹変すれば、明治維新に匹敵する大変革を実現できる”とエールを送っている。…Voice最新号
■「東アジア共同体」構想、日中韓で目標共有…ここまでは、歴代首相も出来るようですが、先に進んでません。まあ、気長に行こうよ、ということなんでしょう。
■「首相は、先の訪米の際は日米同盟が基軸だと強調していた。」「北京での発言は、外交の重心を米国からアジアに移すもの」と解釈されかねない。
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●民主党の「マニフェスト(政策)」を棄てれば豹変できる、という意見には私も賛成ですが、そんなことをすれば、あの選挙は何だったのか、ということになるので、簡単には出来ない相談だろう。東アジア共同体構想は賛成ですが、鳩山首相の発言は、訪問した先々でいわゆる「リップサービス」しているだけのような印象を受ける。何だか、私から見ると「情けない」感じを受ける。アメリカに行けば「日米同盟が基軸だ」と言い、北京に行けば「東アジア共同体をアメリカ抜きでやりましょう」と言う。まあ、鳩山政権ですからあんまり期待しませんが、今後のことを考えると頭が痛い。