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感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

癒しのプロセス

2016年11月20日 07時00分00秒 | 日記

昨日は感情解放ワークショップでした。お集まりくださったみなさま、ありがとうございます。昨日は初めての方も常連の方も、ともに魂の奥深くに封印してきた深い深い感情を受け止めていかれましたが、解放後はエネルギーバランスが大きく変化していますので、どうぞゆっくりお過ごしくださいね。


抑圧された感情のエネルギーのことを、私はよく「気持ちのカケラ君」と擬人化して呼んでいます。彼らは、とても辛い思いをしたときに、自分自身に切り捨てられ、隔離されて心の奥に沈められてしまっています。

そうでもしないと、私たちはその時を生き抜いて来られなかったからなのですが、辛い場所に一人取り残されたカケラ君は、そこで時間を止めたまま、延々と苦しみを味わい続けています。

彼らにしてみたら、こんな場所には一秒たりともいたくはないのです。私たちだってそうですよね?だから彼らは常に、私たち自身が助けに来てくれることを願って、声をからして叫び続けているのです。

そうした中で、私たちが自分の気持ちに向き合おうという意志を見せたり、少しでも何か助けてくれそうなチャンスが見えたとしたらどうでしょう?カケラ君たちは、その機を逃すことはありません。

たとえば、サロンに見える方はよく、「自分で向き合うとなかなか深い感情は出てこないのに、ここに来るとすごく深いものが解放できるんです」とおっしゃいます。

サロンは色々と波動調整もしていますから、居心地よく深いものを出して行けるというのもあるかと思います。けれどそれ以上に、サポートしてもらえる存在がいるという安心感は大きいのだろうと思います。

一人で赤ちゃんを出産をしようとしたらとても心細いですが、そこに助産師さんがいたら、安心して臨めるというのと似ているでしょうか。

内なるカケラ君たちも、そうした状況を実によく見抜いているんですね。「今なら、僕たちが出て行ってもちゃんと対処してもらえる!今だ!!!」という具合です。

そんな時、自分でもびっくりするくらい深い感情が出てきます。でもそれは、「大丈夫」という見込みがあるからなんですね。そうでなければ、容易に出てくるようなものではありません。

ものごとには順番があり、本当にその時起こったことは、最高最善なのです。ワークでは、今この瞬間に起こったことを信頼しながら、一つ一つ差し出されたものを受け取っていきます。

ただもう一つ、サポートの有無以上に、今この瞬間の解放を左右する大きな要因があります。それは、自分が自身の感情の責任を取ることに同意しているかどうか、ということです。

私たちの内に起こる感情は、そのきっかけがどうであろうと、必ず自分が受け止め、生きなければなりません。けれどそれを拒絶し、誰かや何かのせいにし続けていたいという場合、解放はできません。どんなに大きなサポートがあったとしても、です。

それは、宇宙の自由意志の尊重という原則があるためです。神でさえ、その人の意志を曲げさせることはできないでしょう。

癒されたいと口では言いつつ、「癒されないでいることによるメリット」を手放すことのできない人は多いです。これが、癒されず、ものごとをこじれさせる要因になるのです。

癒されたい、解放されたいのであれば、このメリットを放棄しなければなりません。それには、今よりも少しだけ勇気が必要だったり、固執しているものごとの見方や考え方を改める必要も出てくるでしょう。

自分が正しいと信じて疑わなかった信念も、時には手放さなければならないかもしれません。それらも含めて、癒しのプロセスなのです。

そこを取り違えて、自分の在り様は絶対に変えたくないけれど、苦しみだけ消えてほしいというのは無理な相談です。そもそも、その苦しみは自分自身の在り様から出てきているものなのですから。

癒しには、自分が大きく変容、変化していくことが含まれています。このことをどうとらえるか、癒されたいと少しでも思うのであれば、ぜひご自身に問うてみてください。

頭では、即座に「変わっていきたいんです!変化、変容、大いに結構です!」と言えても、もし実際にそれが今起こっていないのであれば、OKではない何かが自分の中に在るということです。これを明らかにし、一致させていく作業の段階があるのですね。

私たちは、自分が考えているほど自分のことを知っているわけではありません。

仲が良いと思っていた家族でも、よくよく話し合ってみたら、みんなが考えていること、大事に思っていることが違ってバラバラだった、というのと似ています。

実際に、自分がどれだけ自身と対話しているか、本当に自分が何を感じているのか、聞く耳をもって知ろうとしているか、振り返ってみてください。分かったつもりで、聞く耳を持たずに頭だけですべて決めてしまっているかもしれませんね。

癒しの第一歩は、自身の内なる声に聞く耳を持つことです。ぜひ、意識してみてください。

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