夕日の時…

夕日を見ていると
麦酒が飲みたくなるものです…
一口飲むごとに焼酎を足していくと
なかなか硬派な味になり
麦酒の味が全くしなくなる頃には
幾つかの星座が夜空を回り出している…
そして、その頃になって
今日は何処で寝ようかと
ほろ酔い気分で悩むんですが
気付けばいつも
星を見たまま草の上で
寝てるんですよね…

そんなテキトーな毎日ですが
一生懸命生きております…

好風景なり…

幕末の思想家吉田松陰も
北方海岸線視察のため
かつて、この十三湖のほとりを歩き
対岸の、更に先に霞む岩木山の姿に
何度も足を止めた…
その日記には「好風景なり…」
と記述がある…

松陰が歩いた時代から150年
海岸線は未だ盤石とは言えず
海の国境は幾度も侵されてきた…

それだけに
通報を呼び掛ける看板甚だしく
警察の巡回も西へ東へ忙しい…

どうやらこの辺じゃ
職務質問されずに済みそうだ…