長い長い数珠のように
静かな漁村が何処までも
連なっている…
車も殆ど通らない道に
人々は腰を下ろし
昆布を干したり
それを仕分けたり…
声をかけてみても
作業している手元から
目を離す事も無く
ただ小さな声で返事だけをする…
この旅に出てから初めて
少し遠くまで来たような気がした…
静かな漁村が何処までも
連なっている…
車も殆ど通らない道に
人々は腰を下ろし
昆布を干したり
それを仕分けたり…
声をかけてみても
作業している手元から
目を離す事も無く
ただ小さな声で返事だけをする…
この旅に出てから初めて
少し遠くまで来たような気がした…