徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

三内丸山遺跡の六…

2012年09月25日 | 日記
大型竪穴建築…
長さ32m幅9.8mという大竪穴建築は
70cm縄文尺の倍数間隔で立ち上がる
19本のクリの太柱で支えられる…
高さ7.5m深さ1.2m床面積252.4平方m…

この建物が何の為に建てられたのか
それには幾つもの説が語られるが
それらを総合すると
結局誰も知らない事が分かる…

しかしながら
その空想想像に溢れた推測ハリケ~ンは
永遠に完成する事の無い
ディズニーランドのようであり
事実が解明される事よりも
そこに行き着くまでの夢と浪漫に
深く深く興味を惹かれ
それをいつも
現実主義者達に笑われる…

手品と考古学は
解らないうちが楽しいんです…

三内丸山遺跡の伍…

2012年09月25日 | 日記
土偶…
それは一体誰なのだろうか…
今までに出土した2000体以上の土偶は
全て女性を現している…

何の為に造られたのか…
彼らの崇拝する神は女性だったのか…
彼らの文化はその後何処へ消えたのか…

学者達が知らないというものを
僕が解る筈も無い…

三内丸山遺跡の四…

2012年09月25日 | 日記
子供の埋葬法…
子供達の墓から
土器の中に丁寧に収められた骨が
900基見つかっている…
その土器は
必ず穴を開けるか底を抜くかされ
時には2つの丸石が
一緒に埋葬される事もある…

ムラの暮らしの決まりごとは
死者を弔う
作法のひとつにまで
深い根を下ろしている…

三内丸山遺跡の参…

2012年09月25日 | 日記
縄文の丘…
歴史の刻みを横眺めするその場所は
1000年もの時間を繰り返しながら
積み上げられてきた縄文の丘…

時代世代に移り変わる土器石器が
薄く水平に折り重なり
その中に、翡翠玉や土偶と名のつく
非日常的な遺物も数々出土…
それは、祭祀を司る場所である事を
意味するのか…

1000年もの月日を刻んだ
精神社会のその深さは
今の時代の人間達に推し量る事は
到底かなわない…

それ程までに己を含む世代人達が
透き通る程に
薄っぺらく見えてしまう…

三内丸山遺跡の弐…

2012年09月25日 | 日記
縄文から続く主要な住居形式は
現代でさえ残る古民家建築に
その伝統を色濃く残しながら
僕達が生きようとする今日や明日にも
ひとつ又ひとつと姿を消している…

茅葺き文化
その僅かな残りを見れるだけでも
運がいい…