徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

渦巻水紋(完)…

2015年05月06日 | 日記


その水紋様がその後どうなったかは
写真にあるとおり…
施設でみんなが使う棚の化粧として
全面にはめ込んだがしかし
なぜ水の模様なのか…
聞かれる事は驚く程に少ないけれど
そこには一応の意味は御座る…

誰にとっても
過去とは必ずしも綺麗な物ではない…
思い出したくもない事も
忘れたい過去も一握りの嫌な経験も
全部水に流し
全部全部全部水に流せるように…
人間なんて誰もそんなに強くはない…

Let by gones be by gones
(嫌な過去は水に流せ!)

英語にだってそんな教訓訓示がある…

そう思って描いた渦巻水紋は
この旅の中だけで六カ所目と相成る…



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一香一華の御供養…

2015年05月06日 | 日記
その塔、呼び名は
宝夾印塔(ほうきょういんとう)
因みに言えば
「夾」の字はこの字じゃなくて
過激に難しいやつなんだけど
残念無念!
ソレガシのガラケーごときには
その字は無ぇぇぇぇぇぇぇぇ!
まぁ…
黙ってりゃ分からない話ですが…

そもそもこの塔
遡ぼれば唐の時世に由来があり
日本に齎されたのは
平安時代中期の応和元年(961年)
更に日本でも作られ始めたのは
それから二百年の後
西暦でいう1153年と文献は語る…
記録には五寸の卒塔婆を造り
その塔内に
陀羅尼経各一巻を納めたとある…
なるへそ…

写真に写る
田宮山薬師寺境内の宝夾印塔は
江戸幕府第十代将軍
家冶治世下の明和五年(1768年)
の建立だということを
塔面を刻む文字達が伝えている…

風雨に晒され二百五十年ながら
その文字は
今日でも鮮明に読む事が出来る…

一切如来心秘密全身舎利宝夾印陀羅尼経

割とどこにでもある
よく分からない塔のお話でした…




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