徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

三百円のお情け…

2015年05月30日 | 日記




朝の目覚めはスッキリ爽快
しかしながらテントから這いだすと
くりびつドンキーな驚きが!

事もあろうに荷物の上に置かれてる
なにやら小さく丸いもの…
よくよく目をかっ開いて見てみると
なんとそこには
そっと置かれた三枚の百円玉がある…
総額で三百円
「しかし一体どなた様が…」
辺りを見回してもそれらしい御仁は
見当たらず
感謝感激万感の想いを込めて
ポケットの中に捻り込んだ訳ですが
この幸福を誰が下さったのか…

ぶっちゃけ正直
同じ様な御接待が度々あったりする…
その殆どが食料である事が多いが
本当に本当この世の中
菩薩の様な人がどこに行っても潜む…

貰った物よりも
して頂いたという事実の方が大きい
東海道四十七番関宿での
そんな御情けを頂きながら
静けさ漂う早朝の街並を歩いてみた…


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旅の中のその半分は
誰かに背中を押されてるもので御座候…

タケちゃんはそこで死んだのか…

2015年05月30日 | 日記




木々繁る能褒野の森の昼暗く
その樹木に隠される様に前方後円の古墳…
それがどうやら
ヤマトタケルの御墓だと世間では伝わる…

その余りにも膨大なる伝説伝承の数々は
割愛キャッツアイながら
一つだけ土地の名に関わる伝承を御紹介…

東国からの帰り道
伊吹山の荒ぶる神を倒すため山に入るが
逆に神の怒りによって病にかかる…
そんでもって
四日市まで来た辺りで病は更に重くなり
「足が三重に折れ曲がった様に疲れる」
的な弱音をはいたらしいのですが…

ここですよ、ここ…

「足が三重に折れ曲がったかの様に…」
っつう話から三重の地名がついた…
しかしもしコレが
「頭がわれるように痛い」だったならば
頭割県になっていたかも…
更に
「足のマメが潰れて痛い…」とかならば
潰痛県とかだった可能性も…
或いは
「病気で寒気がして鼻水も止まらない」
とかだったらまさかの寒汁県…
そんでもって
「歩き過ぎて足が棒だよ…」だったなら
驚き桃の木の足棒県…
「死ぬ前にラーメンが食いたい」ならば
千客万来の来々県…
「どうせ死ぬなら酒が呑みたい…」なら
ジャッキーもびっくりの酔県…
いやぁ三重県民の皆様は間一髪でしたね…

といった訳で御座いまして
伊吹山から繋がるタケル行軍ルートには
他にも彼に由来する地名は残りますが
伝説とは何分にも
後付けこじつけが付いて回る物ですので
話半分で聞いて下さいね…

ヤマトタケルと呼ばれる英雄自体
古代帝国が勢力拡大する過程を象徴した
作られた英雄かも知れないのだから…

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しかしそれでも
そこが誰かの御墓である事は変わらない…