徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

七十二歳!無一文!

2015年05月22日 | 日記


拾った棒切れを杖代わりにして歩き
穴の開いた拾いもののブーツに
同じく拾いものの黒いニット帽子
服は着替えが無く毎日同じ物を着て
靴下は二枚履き替え無し!
頬は深くこけ髪は多くが抜け落ちて
足の匂いはかなり目に滲みるが
御歳数えて七十二歳…
加えて無一文!財産は紙袋一つのみ!

そんな人と掛川という土地で会った…

聞くところによると
道頓堀での飯場暮らしをしていたが
社長が夜逃げ
持ち物を取る間も無く
飯場は木っ端微塵に取り壊され
従業員はそのまま野に放り出された…

その話が
何処まで本当なのかは分からないが
その夜の寒さに震えて眠れぬ姿に
僕は唯一持っている長袖のシャツを
彼に手渡し
幾らかの食料と飲み物を差し入れた…

この先、上野にて路上生活を送るか
生まれ故郷の大宮に戻るか
しかし兄弟達とは遥か昔に絶縁状態…

人間の晩年とは
その人がどう生きてきたかの縮図だ…

ただ…
差し入れをした時のその喜んだ顔が
今も忘れられない…

二日前が誕生日だったと笑っていた…

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天麩羅喰って死んだのか…

2015年05月22日 | 日記


晩年は鷹狩り三昧だった家康は
度々この田中城を訪れ
1616年の1月21日に鯛の天麩羅を喰った…
しかぁぁぁぁぁぁぁぁし!
その夜食あたりのハラ痛を起こし
薬を飲んでなんとか収まりはしたものの
結局それが前触れで
4月15日駿府城内で天寿75歳を全うした…
そのせいで
天麩羅喰って他界したと思われがちだが
実は胃ガンだった説が最有力!
記録に残る家康の病状経過が
現代の医学のそれと殆ど変わらぬらしい…

因みの余談
その頃天麩羅は京で流行っていたそうで
鯛を胡麻油で揚げて
ニンニクをすりかけた感じの料理らしく
その日の家康は
機嫌良くいつもより多めに喰ったっぽい…


何だか天麩羅食いたくなってきましたね…
でも、夜にハラ痛起こしたら注意だよ…

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