アメリカ生活の想い出

1987年から5年間アメリカで過ごし全く英語が出来ないのに、地元のお年寄りと知り合い学び楽しく過ごした記録です。

エレンさんの手紙 92歳 

2009-03-09 05:42:32 | Weblog
1992年3月20日に帰国しました。帰国の前にエレンさんの家にご挨拶に伺いました。「また戻ってきてね」と何度も言われました。  帰国してから頂いたお手紙が多く、92歳の時のお手紙です。

1/June/1992
Dear Masako
私のお誕生日のお祝いの素敵なバースディーカード大変有難うございました。
丁度5月27日に届きました。貴方のような打ち解けた素敵な人に会えず とても淋しいです。
キッチンでは他の人とあまりお話しません。私は水曜日と金曜日の朝キッチンに行き、皆さんが来る前に全部の仕事を済ませますが喜んでしています。
貴方がここのアパート生活のあと日本に戻られご自宅に住み、さぞ毎日忙しくワクワクしながら家事や庭仕事をなさっているでしょう。
私の誕生日はとても素敵でした。バニースの後任の女性から、とても素敵な鉢植えとカードをもらいました。
彼女はそれほど親身でなく、他の人のように私を抱きしめてくれませんが、私を困らせることも全くありません。
息子のピーターが、素敵なレストランに連れて行ってくれました。ローストビーフとヨークシャープディングの英国式の食事を楽しみました。そのから私のために真珠のネックレスとイヤリングを買い、テキサスの息子と孫娘からテーブル一杯の綺麗な花が届きました。
ピーターと私は3週間の休みをとり、数々の渓谷、ソルトレイク、タホ湖、その他、数都市を通ってユタに3泊しました。ピーターは4,000マイル ドライブして、出かける前に予約しておいた素敵なモーテルに泊まりました。
私の友達メイビーはあまり調子が良くありません。よろしくとのことです。
貴方とご主人が健康でありますよう 私は何時もお二人が本当に愛しい方々だと思っています。
私のためにして頂いた全ての素晴らしいことに感謝します。どうぞお幸せに。
Lots of Love us Both Peter & Ellen