たまに歩く、散歩道。途中に、小さな花の店があります。店の脇に、興味の惹く花が。小さな白い花。それ以上に惹かれたのが「ハナトラノオ」と云う文字。動物の名前が入っている。写真だけ撮るのは、「なんだかなあ~」と云うことで買いました。ちなみに110円でした。
この花の形は、「唇形」。雄しべと雌しべが見えます。
こちらは、オカトラノオ。サクラソウ科です。こちらのほうが穏やかな感じがしました。
草花の本を片手に、少しだけお勉強。
葉の縁がギザギザです。この形「鋸歯」と云うそうです。ノコギリの歯、分かりやすい。ちなみに、キザギザが山形になっているのは、「歯牙」と言うそうです。
葉が向かい合って付いています、これは、「対生」。互い違いにつくのは、「互生」と言うようです。あと、「輪生」と言うのもあるようです。この葉の形を「披針形」と言うようです。
この花の形は、「唇形」。雄しべと雌しべが見えます。
これは、「萼」だと思うのですが。花が落ちたあとみたいです。
この写真で見ると、花穂が太くみえますが、実際は、細くて直立しています。この花穂を虎の尾に見立てたのこと。別名で、「カクトラノオ」があるそうで、茎の断面が四角だからとのこと。
花穂に沢山並んだ蕾の様子が名前の由来ともありました。
ハナトラノオ シソ科 ハナトラオ属
こちらは、オカトラノオ。サクラソウ科です。こちらのほうが穏やかな感じがしました。
家の花壇にも薄桃色の「ハナトラノオ」があって咲き始めています。
最初は2株~3株植えたのですが、毎年増え続けて今は抜いて他の花のじゃまにならないようにしています。
地下茎でかなり繁殖力が高いですね。