動物の名前の入った植物、8種目。
イヌホオズキ(犬酸漿)ナス科ナス属。「全草 有毒」とのこと。
「全草」とは、花、茎、葉、根など、
その植物の全てのことだそうです。
小さく目立たず、ひっそりと。だけど、良く観るとかなり自己主張してる感じです。
アメリカイヌホウズキと見分けがつけにくいそうですが、「実」に艶がないのが、イヌホウズキとのこと。
植物の名前の「イヌ」は、役に立たないと言う意味だとのこと。ホウズキに似ているけど、役に立たないホウズキと言うことなのですね。犬は、とても人の役にたっているのにと、思ってしまいます。ただ始まりは、
「否」=イナ、とのこと。それがイヌになったとのことです。
(2022年10月22日 横浜市緑区鴨居)
動物の名前の入った植物、9種目。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)ナス科ナス属
ツル性の多年草とのこと。
花の形は、イヌホオズキにそっくりです。
葉や茎に腺毛というのでしょうか、産毛みたいなのがたくさん生えています。緑色の実も見えます。やがて、赤くなるのです。
名前の由来は、熟した実に、ヒヨドリたちが群がって食べる様子が、酒好きの人達が、お酒を呑んで騒いでいる姿に、なぞらえたとのことです。
有毒なのに、鳥は大丈夫なようです。
花は、1cm位の大きさだったと思います。
薄い紫ぽい、花もありました。同じ仲間と思いますが、名前は分かりません。
(2022年9月30日 町田市本町田にて)