Amazonから9月8日発売
長らく詩を書いてきましたが、体力的にも衰えを感じるようになりました。
そのため第2詩集以後の作品をまとめ最後の詩集として出版することにしました。
ご高覧いただければ幸甚です。
Amazon 紹介文より
第2詩集を出版してから長い時が経過しました。日々の生活や仕事に追われながら、
少しずつ書いてきたものが今回の詩作品です。この間に家族を慈しんでくれた義父母が他界し、
二人の子供も家庭を持ち気が付いてみれば我が家は夫婦二人と老犬のみになっていました。
私の詩作品は未来を切り開こうとする力も、時代を先取りしようとする物でもありません。
ただ、私の人生に寄り添ってくれた作品ばかりです。
その意味では単なる言葉遊びにすぎないもしれません。それでも書くことは私の心の在りようを
知ることであり、私にとって生きる力になるものでした。(作者のあとがきより)
表紙は日本画家 若木山の「芙蓉」が使われ優しい彩となっている
作品内容第1章は、共に暮らした義母の介護を通し、作者が義母への深い愛情と哀しさを記し
た作品である。第2章は日常の中で移りゆく季節を背景にして作者の心のありかを詩情ある形
で表現した作品だ。第3章は愛犬「こむぎ」の生を「こむぎ」側から記した作品で、人と犬の心の
触れ合いは愛しさにあふれている。第4章は人や故郷への郷愁、物語を帯びた作品も含め、
作者の生きる姿勢が記され、季節の移ろいに似た時間を背負った詩集「今日の風」は作者に
とって最後の詩集として刊行されたという。