和食処『げんじ』 世田谷区宮坂/2015.09

和食処『げんじ』
東京都世田谷区宮坂3-12-4 ドム経堂2F
17:00～翌01:00 (翌00:30)
月曜定休



今回は世田谷区経堂、小田急線経堂駅北側の商店街すずらん通りにあります、和食処『げんじ』へ行ってきました。


屈狸のお気に入りのお店です。
今回も英気を養うべくお邪魔しました。
お品書きを見ると“夏去り秋立つ”この時期ならではの料理がありました。





鯒、〆新子

鯒:夏から仲秋が旬と言われる鯒。身を卸し塩を振って冷蔵庫で1日置き、薄造りにしたものは別名“テッサナミ”、フグ刺しに負けぬ旨さと言われます。
げんじの刺身は程よく熟成され、柔らかく旨みも充分。口中に幸せが広がります。

新子:秋風が吹き始める二週間ほどしか味わえない、新子。今年も食いっぱぐれなくてよかったです。
言わずと知れた鮗の幼魚。
小さくとも一匹づつさばく手間は他の魚と変わらず、小さいだけに酢と塩の〆加減の難しさはなおさら。
手間はかかるが高級魚のような値をつけるわけにはいかない料理人泣かせな素材です。
しかし、その旨さは何とも言えない。
肌皮の照りは清々しくコハダ特有の臭みもない。
身は柔らかで口当たりよく、食べると自然と笑顔になっちゃいます。




松茸土瓶蒸し
秋を迎える土瓶蒸し。佳い出汁に絡まる香りと旨み。
ほんの一滴すだちを搾るとまた別の味わいが広がる。
おもわずため息がでる味です。




鮪山掛け
甘みのある鮪とねっとり絡まる山芋の滋味。
これを肴に酒を飲む。なんか、元気でます。




デザートメロン




今日もうまいうまいの連発、移り行く季節の味を堪能。
幸せな一時を過ごし、英気を養うことができました。



また近いうちにお邪魔します。
ご馳走さまでした～。

『Onka』- オンカ- 世田谷区桜/2015.09

ベーカリー『Onka』-オンカ-
東京都世田谷区桜1-66-5
11:00～18:00
営業日 金・土・日曜日
※現在週末のみ営業
※かき氷は夏期のみ


今回は小田急線経堂駅南側、ハートフル農大通りを通って7～8分、城山通りにぶつかるので横断歩道を渡り左折。灰吹屋ドラッグを通りすぎて、まもなくのところにありますパン屋さん『Onka-オンカ-』へ行ってきました。
経堂の街角にある小体なベーカリー。Onkaはアイヌ語で“発酵する”という意味だそうです。
厳選された素材で個性豊かなパンを作っています。

豊芦原瑞穂國の國民として、屈狸はお米が大好きで、もっぱら米食なのですが、お店が家の近くにあり、おいしいパンが食べたくなると、利用させてもらっています。



しかし今回はパンを買いに来たわけじゃありません。
夏限定で、パン屋が休みの日にかき氷を販売していると聞いて、やって来ました。






コオリの暖簾



普段はテイクアウト専門のパン屋で、ショーケースにはパンが並んでいるのですが、かき氷はショーケースをカウンターテーブルがわりに、その場でいただくことが出来るようです。


メニューはその都度変わるようで、今日は

生いちごミルク
マンゴーミルク
宇治抹茶ミルク
凍頂ウーロン茶あんず添え
凍頂ウーロン茶ミルク
ほうじ茶チャイ
塩キャラメルミルクとナッツ
マロンショコラ

の八種類、テイクアウトも出来るとのこと。
悩んだ末に抹茶ミルクをテイクアウトでお願いしました。


バックヤードで氷を削っているのでしょうが、音が何も聞こえないので、少し不安になりました(笑)
しばらく残暑の中、名残のセミの合唱を聞きつつ待っていると、出来上がりました。




宇治抹茶ミルク


早速近くの緑道を散歩しながらいただきました。
氷が薄く軽くて、サッフサフ！
口どけふんわり、宇治抹茶ミルクが甘さ絶妙、香りも佳くてとてもおいしいです。


かき氷が好きで、下北沢や下高井戸に夏限定で開くかき氷屋さんを目当てに食べに行ったりしていましたが、まさか近所でこんな美味しいかき氷が食べられるなんて。
ちょいと気付くのが遅く、今夏は間もなくかき氷販売終了とのこと。残念。
また、来夏もやってくれるとありがたいです。


ご馳走さまでした。