東京から移住したばかりの方に会う機会がありまして、さっそく「湯たんぽ、いいですよ」と言っておきました。
今後も機会があれば湯たんぽをすすめていきたいと思っていますし、湯たんぽ愛好家の集いなどがあれば、ちよっと覗いてみたい気持ちはあります。
湯たんぽの良さを身をもって分かると、一人暮らしの頃に何故湯たんぽに出会わなかったのかと思うわけですが、さらに過去を振り返ってみると、子供の頃はすでに「電気あんか」を使っていました。
昔からある金属製の湯たんぽは、見るからに火傷しそうで、子供の僕には怖かった。
もちろんタオルに巻いて使うのも知ってはいましたが、それに比べると
電気あんかは感触も優しくて暖まり方もソフト。
電気あんかの次は「電気毛布」と、すっかり電気の時代ですから、昔ながらの湯たんぽは忘れ去られてゆきました。
東京で一人暮らしを始めた頃は、電気毛布やヒーターや電気こたつを使っていましたから、月の電気代が万単位で出ていきました。
そのことを思い出すと、「湯たんぽを使えばよかったのになあ」と思うんです。
あとは若さでしょうねえ。
寒い寒いと言いながらも、発熱していた気がします。
電気毛布も電気こたつも、使っているうちに暑苦しく感じられるようになりました。
ようするに若い頃は自家発電していた。
自転車こいでるうちに体も暖まるし、だいたいアパートにはあまりいなかった。
湯たんぽとは無縁な暮らしをしてたという事です。
しかし、その頃に湯たんぽの良さを知っていたなら、一人暮らしの寂しい思いも少しは減っていたんじゃないかと思うわけです。
いま一人暮らしをしている方がこのブログを読んだなら、試しに湯たんぽ使ってみて下さいよ。
特に北海道に在住の方。
湯たんぽの良さを北海道に広めましょうよ。