絵を描く仕事をしてますが、絵を描いていればいいというものでもない時があります。
絵で語っているはずの事が、どうやら伝わっていないようだという時に、言葉で説明しなければなりません。
たとえば設定書の不備は、「みんなそれぞれ感じるママでいいんだよ」というわけにはいかない。
だから分からないところや間違ってるところは、その都度言ってもらわないと後々変な事になってしまう。
僕の場合は何を聞かれているのか咄嗟に分からないという時もありまして、なぜか絵を描いていない他の方がすっと説明をしてくれる事があります。
それがチームで仕事をしている良さでなんじゃないかと、今日も思いました。
間違いについて誰も何もいわず、一部分ではありますが、変なものが出来上がってることにも誰も気づかないまま、作品が完成してしまったなんて事もあるわけでして。
その作品をみながら、自分一人だけが気づいてしまった時は、反省しますねえ。
それで次の仕事からは同じ間違いはしないようにはなりますが、今度はそれとは違うところをうっかり間違えてしまう。
せっかく調べものをしても、詰めがあまい。
一つの事に捕われて、他がおろそかになる。
二股をかけることなんてできない頭なんでしょう。
何かやってるときに、話し掛けられると何をやっていたか分からなくなったり、忘れて他の事をやり始めるのも「鳥頭」の仲間でしょうか。
実はあまり深刻には思っていないんですが、それもこれもチームで仕事をしているからなんじゃないかと、今日も思いました。
チームのみなさん、ありがとう。
僕の知らないところで、みんなそれぞれ苦労している事を、改めて知った一日でした。