私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

きざすかすかな感覚

2009-08-11 | 15雑観
近頃、ワイドショー仕立てのニュース番組をみていて、無性に苛立たしく感じることが多い。

感覚の違いを通り越して憤りを覚えるのだ。

たとえば、タトゥーなんて言ったって所詮イレズミ。
親からもらったきれいな体に一生抜けない墨を刻むなんて…時代劇で「イレズミもの」といえば犯罪者のこと。
そっと隠して、決して人目にはさらさないものですよ。
○○○稼業の方々の派手なものは、堅気(カタギ)の世界と一線を画する決意のようなものがあって初めてなされるものでしょう。
お守り?約束??オカシイです。

たとえば玉の輿というけれど、○○○○を生業とする御家柄は、決して玉と尊ばれたものではないでしょう。
ただ金銭が豊富に集まっているというだけの話で、隠しはしても玉の輿ともてはやされるべきものではありますまい。
そうした稼業にしか道を開けないところから始めておられるのだから。

などなどと、ゴシップがらみの事象から国の予算がらみのちょっと書きにくいことまで…とにかく「オカシイでしょう」と思うことが多いったらありゃしない。

最近のマスコミってオカシイと思うけれども、私の中にささやかなナショナリズムがきざしてきているような気がして、我ながら気持ちが悪い。
思想のない、淡々としすぎた気概を欠いた私でさえこうなのだから、世の中も、個々の生活にも余裕がなくなってきているのでしょう。

お行儀のよい、勤勉で実直な昔の日本人が恋しい。
余りにそれが希薄になってきているからに違いないのです。

こんなこと書いてしまうと、また妙なコメントをいただくのよね。
そうしてゾッとして…公開期間は短いかもしれません。
コメント
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