私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

使い捨てカイロあれこれ

2009-12-16 | 14楽しむ
「病は冷えから」を信奉している訳でもないが「ゾクゾクするなぁ」と感じると必ず体調不良となるお年頃で、この頃は肌寒くなる季節からずっと使い捨てカイロを手放せない。

使い捨てに若干の抵抗があるのだが、瀬戸内の高専で、山や森が痩せることによって海に注ぐミネラルが減少し、それによって赤潮などが発生しやすくなる対策として、使い捨てカイロの内容物で鉄団子を作り、それを海に投じることによって環境改善に一役かっている…というドキュメンタリーを見て以来、その内容物が環境を害する度合いが低いものだと安心している。

背中の上方、第2・3胸椎辺りに貼るのが一番効果的だと思うのだが、ゾクゾクする危険は明らかに少なくなる。

通称ホッカイロ。
一回分17円~20円ぐらいで手に入る。
もちろん大量に買いだめるのだが、スーパーの特売で時々ポッと出てくる安価な商品は、温熱効果が若干やわらかく、その温熱効果持続時間も短めのような気がする。

トップメーカー(だと思う)の桐灰化学さんの製品は、やはり安定感があるが、目下のお気に入りは、白元さんの製品。
温感継続時間の長さもさることながら、その製品ちょっとした特徴がある。

埋み火がその火の消え落ちる前に、驚くほど赤々と輝くのと同じように、10時間を超えようとする頃合いで、熱感が急に強くなるのだ。
化学変化の終わりを告げるように、一層熱く反応してみせる感じが、何だか切ない。

命のメリハリが感じられるようで、好きなのだ。

使い捨てカイロにも癖がある。
その癖が気に入っていたりするのだから、全くおかしなものだと思う。
コメント
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