好きな季節の春も終わり嫌いな夏それも梅雨に入り今日も憂鬱なので、せめて歌で春をと「春風」を取り上げました。
作詞 加藤義清 作曲 フォスター
1 吹けそよそよ吹け 春風よ 吹け春風吹け 柳の糸に
吹けそよそよ吹け 春風よ 吹け春風吹け 我等の凧に
吹けよ吹け 春風よ やよ春風吹け そよそよ吹けよ
2 やよふくなよ風 この庭に 風ふくなよ風 垣根の梅に
やよ吹くなよ風 この庭に 風吹くなよ風 我等の羽根に
吹くな風 この庭に やよ吹くなよ風 吹くなよ風よ
この曲はフォスター作曲の「主人は冷たい土の中に」に、明治36年に近衛師団軍楽隊の加藤義清が日本語の歌詞をつけた唱歌です。
この年は日露戦争前で富国強兵を進めている時期で音楽も西洋音楽も積極的に取り入れて文部省唱歌が作られるようになりました。当時は収録された曲は殆ど外国の曲で、歌詞は日本人が作った内の一曲です。
唱歌は子供が普段使うような言葉で作られており、待ち望んだ春の訪れを喜んでいるようすが感じられます。
今日は雨が強くふるとのことなので大雨による被害が無いことを祈るばかりです。