読書「明日は晴れ」より心に残った言葉 3
瀬戸内寂聴 著 光文社 刊
著書より心に残った言葉を引用(太字)しコメントしました。
「観音様は三十三の姿に変わって、私たちの前に現れると言われます。三十三という数字は仏教では「たくさん」「無限」ということです。」
「例えば大怪我をして病院に行く、そこで手術をしてくれるお医者さんが観音様です。手術後痛くて苦しんでいる時に「大丈夫ですか」と覗いてくれる看護師さんも観音様の化身です。夫からすれば妻が、妻からすれば夫が観音様」
(コメント)たしかにその通りだと思います。苦しんでいる時困っている時に助けてくれる人が観音様と考えると何か救われますね。
永年連れ添った高齢者夫婦にとっては夫から見れば妻が、妻から見れば夫が観音様です。子供は子供の生活がありあてにはできないので頼れるのは配偶者だけです。現実、一人暮らしのお年寄りを見ているとつくづく残されたくないなと思っています。
妻と先に逝ったもん勝ちだと言っていますがどうなることやら、健康で長生きしてピンピンコロリと先に逝きたいものですので、毎朝仏壇に手を合わせたあと彫った仏像を安置しているマイ仏壇にも手を合わせています。