安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

寒の戻りか。寒いです。キンタ・ラス・カブラス シャルドネ2015

2016-04-11 23:59:35 | ワイン
昨日までの春の暖かさはどこへ行ったのか。今日は寒い一日でした。鍋でもしたい気分です。
しかし、家に帰ると今晩の食事は、鶏の手羽のイタリアンスパイスの唐揚げと名古屋のお土産の鶏手羽の醤油煮でした。
そこで、帰宅するやいなやすぐにコンビニへ。
シャルドネを購入して再帰宅となりました。
しかし、ワインも普通に飲むお酒として定着したものです。
コンビニに行けば、ディリー用の物なら数種類用意されているのですから。
でも常温で売られていたので、まずはワインクーラーを巻いて冷えるのを待ちましょうか。



お酒をめぐる環境はここ10年で、大きく変わった気がします。私的な感想ですが、ワインは先ほども書いたように手軽に買えるようになりました。昭和のころから何度もワインブームと呼ばれるものがありましたが、なかなか定着しませんでした。それが今ではコンビニを始めスーパーなどのお酒コーナーの広い範囲を占めるまでになっています。
ワイン好きとしては嬉しいかぎりです。

ビールはビール類になりました。本格的なビールに加え発疱酒など第二、第三そして第四のビールと呼ばれるものが人気を博しています。ビールはプレミアム化に力を注ぎ、第何ビールはビール遜色ない味をめざしいます。そしてノンアルコールビール何てのも加わって、お酒コーナーの冷蔵ケースは百花繚乱状態。

冷蔵ケースといえば、チューハイも負けず劣らずの数です。
焼酎は、こうしたチューハイとしてだけでなく、原料による味を競い、高級品も数多く出るなどすっかりメジャーなお酒となりました。昔は、おやじが飲む、強くて癖のあるお酒でマイナーで、いいイメージじゃなかったんですがね。

永らく低迷していたウイスキーは、ハイボールで低価格ラインは復活?私も忘れていたハイボールの美味しさを思いだしちょくちょく飲んでます。でもきっとウイスキーの愛好家の方は眉をひそめていらっしゃるでしょうね。このハイボールブーム。正直いいウイスキーを楽しむには生(き)でなければね。

さて、日本酒ですが、以前はよく地酒など飲んだのですがこのところさっぱり。世間の日本酒の人気の度合いはいかがなんでしょうか。
他のお酒に押されて苦戦しているようです。でもアメリカをはじめとする海外では人気とか。人気の逆輸入でまたブーム到来するでしょうか?
時々急に飲みたくなる日本酒。もっと応援しなくっちゃね。

さて、キンタ・ラス・カブラスですが、やっと冷たくなってきたようです。味はスタンダードのシャルドネ。パインやアプリコットのような甘い果実の感じに柑橘系の酸味。まだちょっと冷えきってないので、少しボケているかな。
でも、キリッと冷えきるのを待つまでもなく、鶏のイタリアンスパイス揚げを肴に飲み切ってしまうでしょうね。




ラ・クロワァード・レゼルブ・ピノ・ノアール2014、春を感じさせる一本

2016-04-11 00:56:15 | ワイン
ピノ・ノアール!
このところご無沙汰で、春の陽気に誘われか飲みたくなりました。
食事は、豚肉のソテーの鰹のたたき風薬味野菜のせポン酢醤油なので、どう考えても白なんですが、ショップでさんざん迷ったあげく、最後はラ・クロワァードのピノを握り締めレジの前に立っていました。



ラ・クロワァードは1998年に南フランスラングドックルーション地方のカルカッソンヌに設立されたワイナリーです。
このピノは早摘みしたブドウと完熟したブドウの両方をブレンド、そしてその30%フレンドフレンチオークの樽で熟成されています

香りはアメリカンチェリーのエキスで作った飴細工か砂糖細工(そんなもの無いとこわかってますが、でもそんな感じ)。穏やかな酸味、そしてタンニン。甘さを感じるけどしっかりした辛口のベリー系で、暖かみのある飲み口です。
ただ、時間がたつと他のワインなら複雑になるのに、これは反対に単調になってしまいました。ちょっと不思議です。
食事とは、ぜんぜんダメというわけではありませんでしたが、案の定少しミスマッチ。でも美味しかった。



もうひとつ、春の陽気に誘われてなのか、こちらも永らくご無沙汰している友人から電話が、このピノをのみ終えたころありました。
お変わり無く、お元気そう。嬉しいですね!
ワインもたしなむそう。ぜひ、今度ご一緒に美味しい一本を開けましょう!

いい春の宵でした。