安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

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ロスヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン2014

2016-04-24 23:35:28 | ワイン
ピーマンのような青い香りがします。あと、コショーやレーズン。よくあるチリのワインのように果実味満載ではなく、落ち着いた感じ。酸やタンニンのバランスもいい。
ただ、樽による熟成をしていないためか、複雑さはありません。
このロスヴァスコスのカベルネ・ソーヴィニヨン、20年近く前、輸入され始めたころから飲んでいますが、最初のころはちょっとエスニックっぽい香りがしたように記憶しています。エチケットももっと素朴な感じでしたが、今じゃあ、堂々ラフィットの一員の貫禄(?)です。



ロスヴァスコスはスペインからチリに移住した人びとによって1750年に設立された伝統あるワイナリー。1988年には、フランスボルドーの5大シャトーのひとつラフィット・ロートシルトを擁するドメーヌ・バロン・ロートシルトの買収をうけ、チリにおける高品質ワインを世界に送り届けるまでとなりました。



夕食のポークのバックリブの醤油ワイン煮は、ちょっとしょっぱかった。圧力鍋で煮込む前、味が薄い感じがして醤油を最後に足したのが失敗でした。
バックリブはあばら骨の外側つまり背中側の部分で、スペアリブは内側です。スペアリブより脂が少なく肉も付いています。
あまり見かけませんが、食べごたえのある部位です。
今回は、圧力鍋で煮込んだので、柔らかく食べやすかったのですが、タレを付けるか、スパイスで味付けをしてグリルで焼き、かぶりついた方がやっぱり骨付き肉の醍醐味かも知れません。