500Sのエンジンのつづきです、
日曜日のこと、
ばらした各部を確認していきます、
シリンダー内の状態、
多少のキズがあるものの問題ないだろ、
クロスハッチも確認できる。
ピストンは汚れてるだけ、
なんでも500Sのピストンて L28改の3Lに使えるんだとか?
貴重な500Sのピストンが6個も使われてはかなわない・・・
ピストンリングの摩耗は?
ピストンリングの合口すき間を測定します、
これはトップリング、
リングをシリンダーに入れピストンを逆さまにし押し込み、
上中下の3か所でリングの合口すき間を測定する、
0.3㎜も無いくらいだと「思う」、
なんせ、シックネスゲージが錆びてて当てにならない、
入ったゲージをノギスで測っての計測なので「思う」なのだ。
新品のリングはとあるメーカーで新品が出るのを調べておいたが、再使用でイケそうだ、
どこも特に異常は見られない状態でした、
そりゃそうだよ、普通に走ってたエンジンだもん。
そして、ヘッドの分解、
今回はバルブスプリングコンプレッサー買っちゃいました。
新品で¥360、ヤフオクより、
あまりの安さに使えるかどうか心配したが、結果〇、
360円÷4バルブ=90円、
なんと1バルブ当たり90円で脱着を請け負ってくれるとはありがたい。
バルブシートもきれいなもんだ、
軽く擦り合わせしてあげよ、
外したバルブ、
多少オイル下がりぎみ、
その原因のステムシールの残骸、
ステムシールはカチカチでした。
オイル交換の必要性って、こう言うとこに出るんだよね、
そこそこマメにしてれば、ゴム類はこれ程固くはならないはず、
おっと、このバイクは昭和生まれでした、経年劣化も当然ある・・・
そんな外出自粛の日曜日、暇そうにしてる次女を捕まえ、
ピストンやバルブ、カムシャフトなどを見せてあげた、
「あのな、このピストンが下がるとな、シリンダー内が真空になり、バルブが開くことで混合気が入ってな、・・・」
な~んてオヤジの講釈が始まった、
最初は興味津々に聞いてた次女が、理解したのかどうか不思議そうな顔をしてた、
エンジンの構造より「オヤジ」を不思議に思ったのかも知れない
そんなことより、次女はモンキー125が欲しいんだそうだ
(パリダカ仕様なら、お父ちゃんも賛成!!)
まあ頑張れよ
つづく。