【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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茶托とコースター。

2015-11-02 10:00:00 | 泉亀からのお知らせ

現在、開催させて頂いている「テーブルウェア特集」。


実は、テーブルウェアと言っても、奥が深く、定義も存在するようです。



今回は、そんな、テーブルウェアの中から、「茶托」と「コースター」について、少しだけ、私が調べたことを書かせて頂きます。


実は、私も、つい最近まで、「えっ、そうだったの!」という知らなかったことばかりですが・・・。



まず、「茶托って何?」というなのですが、当店の商品から、これです。












ご自身がご自分でお茶を飲まれる場合には、あまり使われるアイテムではないようです。 


茶托を使って、お茶を出すということは、その方に対する、「私共は、あなたを、おもてなしいたします。」という意思表示の表れの


ようなものだそうです。



現在では、茶托の材質も、漆器から、合成樹脂まで幅広くなっていますが、やはり木製、それも銘木を使ったものが、落ち着いていて


「おもてなし」の心がより伝わるようです。




そして、こちらが、「コースター」。











こちらも、「おもてなし」の心を伝えるアイテムとして、ご来客の際に、用います。



ここから、「茶托」と「コースター」の違いを簡単にお話します。 まず、出し方に違いがあるようです。


「茶托」は、お茶を茶托の上に置いてから、お出しします。 ですので、出すときに、持ちやすい形状になっているものが多いようです。



一方、「コースター」は、先に、お出しする相手の前に置いてから、その後、飲み物をお出しします。


ですので、持ちやすい形状というより、置きやすい形状のものが主流となっているようです。 


「コースター」を使うのは、冷たい飲み物の時が多いと思いますので、一緒に、ストローをお出しするとより一層、心遣いが相手の方に


伝わります。




その他の「茶托」と「コースター」の違いは?


簡単に区別するとなると、やはり、和洋の違いと謂われているようです。



茶托は、やはり、湯呑で、お茶を入れてお出しするもの。 コースターは、アイスコーヒーやジュースなどをお出しするものと分けられる


ようです。 茶托は「和」、コースターは「洋」という区別が一般的なようです。





ですので、当店のこの商品。












これは、「茶托」でも、「コースター」でもなく、やはり「四方皿」のカテゴリーに入るみたいですね。



しかし、出しやすいように、少し、角に「曲げ」の加工を施していますし、置きやすいような形状にもなっていますので、両方の


良いところを取った商品に仕上がっていると思います。



テーブルウェアについての定義や、「お茶だしのマナー」など礼儀、作法など、かなり奥が深いものがあるようです。


私もその辺りは、専門ではないので、その道の方からは、お叱りを受けるような知識不足なレベルかもしれません。



私も少しずつ、勉強しながら、自信を持って、テーブルウェアの商品をご提案できるように努めたいと思います。




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http://www.izukame.com

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