現在、開催させて頂いている「テーブルウェア特集」。
実は、テーブルウェアと言っても、奥が深く、定義も存在するようです。
今回は、そんな、テーブルウェアの中から、「茶托」と「コースター」について、少しだけ、私が調べたことを書かせて頂きます。
実は、私も、つい最近まで、「えっ、そうだったの!」という知らなかったことばかりですが・・・。
まず、「茶托って何?」というなのですが、当店の商品から、これです。
ご自身がご自分でお茶を飲まれる場合には、あまり使われるアイテムではないようです。
茶托を使って、お茶を出すということは、その方に対する、「私共は、あなたを、おもてなしいたします。」という意思表示の表れの
ようなものだそうです。
現在では、茶托の材質も、漆器から、合成樹脂まで幅広くなっていますが、やはり木製、それも銘木を使ったものが、落ち着いていて
「おもてなし」の心がより伝わるようです。
そして、こちらが、「コースター」。
こちらも、「おもてなし」の心を伝えるアイテムとして、ご来客の際に、用います。
ここから、「茶托」と「コースター」の違いを簡単にお話します。 まず、出し方に違いがあるようです。
「茶托」は、お茶を茶托の上に置いてから、お出しします。 ですので、出すときに、持ちやすい形状になっているものが多いようです。
一方、「コースター」は、先に、お出しする相手の前に置いてから、その後、飲み物をお出しします。
ですので、持ちやすい形状というより、置きやすい形状のものが主流となっているようです。
「コースター」を使うのは、冷たい飲み物の時が多いと思いますので、一緒に、ストローをお出しするとより一層、心遣いが相手の方に
伝わります。
その他の「茶托」と「コースター」の違いは?
簡単に区別するとなると、やはり、和洋の違いと謂われているようです。
茶托は、やはり、湯呑で、お茶を入れてお出しするもの。 コースターは、アイスコーヒーやジュースなどをお出しするものと分けられる
ようです。 茶托は「和」、コースターは「洋」という区別が一般的なようです。
ですので、当店のこの商品。
これは、「茶托」でも、「コースター」でもなく、やはり「四方皿」のカテゴリーに入るみたいですね。
しかし、出しやすいように、少し、角に「曲げ」の加工を施していますし、置きやすいような形状にもなっていますので、両方の
良いところを取った商品に仕上がっていると思います。
テーブルウェアについての定義や、「お茶だしのマナー」など礼儀、作法など、かなり奥が深いものがあるようです。
私もその辺りは、専門ではないので、その道の方からは、お叱りを受けるような知識不足なレベルかもしれません。
私も少しずつ、勉強しながら、自信を持って、テーブルウェアの商品をご提案できるように努めたいと思います。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com