【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

銘木を用いた工芸品を専門に取り扱う通販ショップの店主のブログです。
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趣味のお話を少し・・・。

2014-11-30 10:22:17 | 日記

当店のショップサイトのプロフィールで趣味を「熱帯魚の飼育」と書いているのですが、

今まで、それについては特に触れていませんでした。

本業の銘木や工芸品とは関係がないと思っていましたし、そんなに語れるほどの熱帯魚の達人でも

ないので・・・。


ですが、ブログを始めさせて頂いて、ブログをされている方も趣味の話題を書いている方が

意外に多いことを知り、少しだけ書かせて頂こうと思いました。


熱帯魚は好きなのですが、実は、今まで一種類しか飼ったことがありません。

「ベタ」という魚をご存知でしょうか?





タイなどが原産の魚で「闘魚」といわれ、タイではオス同士を闘わせて賭け事に使われるそうです。

特にオスは縄張り意識が強く、どちらかが死ぬまで闘い続けるそうです。


闘魚と聴くと、怖そうなイメージですが、非常に綺麗な魚で優雅に泳ぐ姿は見ていて癒されます。

ヒレの綺麗さを競うコンテストまである魚です。


「ベタ」は、非常に飼い易い魚です。小さめの水槽で飼えて、ろ過器も必要ありません。



餌もドライフードを一日三粒で大丈夫です。

一度飼うと、止められない程、魅力的な魚です。



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こんな小さな隠れた秀作。(その2)

2014-11-29 10:51:07 | 商品情報

前回からの続きです。


「虫が寄り付きにくい不思議な楠の鈴」ですが、この中に匠の技法が集約されています。


不思議なことに商品の何処を見ても継ぎ目が見つからないんです。

では、どうやって鈴の中身を入れたのでしょうか?





正解は、ズバリ「中身は入れずに作った。」です。

四面にあるR型の窓から工具を入れて、手作業で丹念に彫っていき、中を刳り貫き、

空洞を作ると同時に鈴の中身も作ったということです。





伝統工芸技法の中には、この技法を利用して、鳥かごの中に鶏が入っているような作品も

作られます。鳥かごのわずかな穴から鶏の形に仕上げていきます。


私は、「二つの作品を作る技法」と認識しています。


この「虫が寄り付きにくい不思議な楠の鈴」から、小さなこだわりの技法の凄さを感じて

頂ければ、嬉しいです。



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こんな小さな隠れた秀作。

2014-11-28 10:25:59 | 商品情報

当店の「虫が寄り付きにくい不思議な楠の鈴」です。

長い商品名ですが、商品名の通り、ちゃんと根拠があります。


「虫が寄り付きにくい」というのは、材質が「楠」だからです。

楠は、お寺や神社のご神木などにもなることも多い大木です。

楠自体が樟脳の成分を含んでいます。





樟脳って何? という方もおられるかもしれませんが、着物や衣類など

をしまう時に入れる防虫剤ってありますよね?

あれが、樟脳と言います。


独特の匂いがあって、好き嫌いが分かれるのですが、私自身はあの匂いは

そんなに嫌いではありません。着物の匂いに慣れているからかもしれません。


その樟脳の成分って、楠から取るそうです。

ですから、楠を身に付けていると「虫が寄り付きにくい」というのもあながち

間違いではありません。ただ防虫スプレーなどのように絶対、虫が寄ってこない

という訳ではありません。


「蓼食う虫も好き好き」という言葉があるように中には、効果のない虫もいます。

ほとんどの虫が嫌いな匂い、そんな風にご理解頂ければいいと思います。



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大阪が賑やかになりそうですよ!

2014-11-27 10:20:37 | 日記

先日、ニュースで東京五輪関連の話題を取り上げていました。

現在、建設中の大阪府吹田市の万博公園のサッカー競技場を競技会場として活用することを検討しているそうです。


新しく施設の作るのではなく、既存施設の活用を考えた場合、東京だけではなく、大阪の施設も候補に入っている

とのこと。


東京開催だから大阪は関係ないと思っていたのに、思ってもなかった情報です。


現在、当店の近くの商店街などは、週末ともなると大型バスから海外からの観光客の方々が降りて来られ、

ショッピングを楽しまれる光景をよく目にします。


大阪は今や、アジアの国々を中心に観光都市として人気のスポットになっているようです。


それが、世界が注目する五輪競技の開催地に入るとなると、世界各国からの五輪目的の観光客が訪れるようになる

のではないでしょうか?


まだまだ先の2020年のお話ですが、今から楽しみです。


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どっちが重い・・・?

2014-11-26 10:10:29 | 泉亀からのお知らせ

当店のプチ銘木のフラワーベースの中から、黒檀と神代杉をピックアップしました。

お分かりだと思いますが、向かって左側が黒檀で右側が神代杉です。

サイズもご存知のように、全く同じです。




では、重さでは、どちらが重いでしょうか?

正解は、左側の黒檀のほうが、数段重いです。

全くサイズは同じでも、持った感覚は全く違います。


黒檀のほうは、ずっしりとした重量感があります。キメも細かく、木の温かみというより、しっとりとした感覚が

手に残ります。

例えば、水に落とした場合、黒檀は比重の関係で沈んでしまいます。


一方、神代杉は、全く逆で、軽量な感じで、杢目がはっきりと出ています。土中に埋もれていたことから、土色と

いうか灰褐色のような色合いです。


このような質感は、画面からは感じて頂けないのが残念ですが、ギャラリー展示会では、実際に質感を感じて頂ける

よう、商品に触れて頂ける機会を作っていきたいと考えています。


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