先日、NHKの「プロフェッショナル」という番組を観ていました。
富山でフレンチレストランを経営するオーナーシェフの谷口英司さんの特集でした。
観始めた時は、「富山でフレンチレストランなんて、流行るのかなあ。」という印象でしたが、予約殺到のお店だそうです。
その理由が分かりました。所謂、地産地消の考え方でメニューを考えている方だからです。
始めは、フォアグラやトリュフを出していたそうですが、お客様から「こんな料理は、何処でも食べられる。」と怒られたそうです。
それから、富山にあるもの、富山でしか食べられないものを探して、生産者から直接、食材を仕入れて、メニューに取り入れて
おられるようです。
春には、朝採れのタケノコ、山菜。 ホタルイカ、熊肉、食用ダリアなど・・・。
たしかに、富山でしか食べられない食材ばかりです。 そして、富山ではポピュラーなかぶら寿司をフレンチのメニューにアレンジ
して出しておられました。
また器やお皿なども富山の銅製品などの伝統工芸品を贅沢に使われています。
谷口さんは謂います。「シェフなんて、ひとりでは何もできない。多くの方の協力があるから、できる仕事。」
富山で、独創的なメニューで、感動を与えられていて、とてもよい特集番組を観させてもらいました。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com