全ての国民が残酷で反省を知らないはずはなく
全ての国民が嘘つきで怒りっぽいはずはなく
いい人だって、どこかに悪いところもあるわけだし
悪い人だって、いいところもどこかにあるに違いない
怠け者の国に、世界トップシェアをあらそう企業ができるわけはなく
全てが美しくつつましやかなはずの国でも不正が横行している
なんでもかんでも
赤だ 白だ と色で分けられるはずがない
なのに、なんでそんなに単純に
人を決めつけることを煽り立てるんだろう
いま
テレビを見ていておもった
この俳優さんが
いい俳優さんなのかなんて
私にはわからない。
彼の出ている映画が面白いのかなんてわからない
芸能のことは疎いのでわからない
でも
目の前の「きゅうちゃん」が美しい猫で
美しい瞳で
私に癒しと光を与えてくれることはわかる。
それは
「きゅうちゃん」が『絶対的に美しいから』 ではなく
「きゅうちゃん」を『美しい』と思う私の心があるだけだ
綺麗なものを綺麗だと思う
私の心があるだけだ。