たろは、
もも
という犬の生まれ変わりにちがいない。
と
私のなかで勝手な確信があった。
以前飼っていた もも という犬が
くろぐろとしていて、つやのいい犬で
よく太っており
お腹のにくがひれひれと動いていた。(たろうも同様)
お尻から尻尾にかけての毛並みがそっくりで
私がいなくなるとおもちゃを咥えてきて
へあ〜へあ〜と鳴くところなど
ももが 私が帰ってくると おもちゃを咥えてきて
はひ〜〜〜はひ〜〜〜〜と泣き叫ぶ様を思い起こさせる。
もも の名前は、たまたま 画数がいいからももにしたくらいで
とくに 思い入れがあるわけではないが、
もも が死んだ時は とても悲しいことが連続してあったために
もう へとへとになっていた
ももは、せめて生まれ変わったら、いい飼い主のもとで幸せになってもらいたいと願っていたので、あまり執着しないように、と
すぐに 犬猫霊園に 預けたのである。
先日、鬼滅の刃のなかで
藤の木が 魔除けで 鬼をよせつけないと言う話を
あるブログで知った。
そういえば、
たろ は 地域の天然記念物になっている藤棚の木の根元で
私を待っていた
たろは、藤の精とも言える
そしたら
たろは、おに退治
ということは、
「ももたろう」だね
と
自然に言葉がでた、
そして
あっ
と思った。
そう、モモの生まれ変わり
太郎は
ももが天にアップロードされて
太郎ぶんが ダウンロードされたんだと
前から冗談で言っていたんだけど
まさに
そう言うことなんだと
いうことがわかった。
なんというか、
神様
シャレがきいているじゃござんせんか。
だれが決めていたんでしょう?
生まれる前のわたしか?
たろうは 鬼退治。
ということは、キジといぬ とサルは?