ピエール瀧という人は、
なんというか 人が良さそうというか、
いい人に見える
そして、普通の人よりももう少し上から、世界を俯瞰してみている感じにも見える。
裁判官から説諭されて
素直な態度だったそうだけど
結局、この人は反省するのだろうか。
あの説諭が、役にたつのだろうか。
世間が言う「罪の重さ」
世間が騒ぐ「罪の重大さ」
や
刑罰の重さ
と
「反省」が
比例しないような気がして。
大変な罪をおかして
制裁を受けたとしても
それが必ずしも
本当の反省につながるのかどうか、と考えさせられた。
裁判官が上の立場で、「説諭」しても
ピエール瀧は、それをもっと上の立場から俯瞰してみていて
その上で「わかりました」と
素直な態度で言える人なのだろうと思った。
自分が、
実は「薬物依存」という病気なんだ
ということを受け入れ
向き合い
病気であるという自覚をもつことが出来、
それは「よくないことなんだ」とこころから思って
離脱するとこまで辿りつけるかは
刑期の長さとか
罰金の重さとか
世間のバッシングの強さなどで
後押しされるものではなく
あくまでも
自分の意思であり
自分の心が 自分に向き合えるかどうかにかかっているんだなあと
おもった。