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オフロードバイク&釣り好きのイケイケブログ

昔の釣りの話①

2010-12-02 22:34:35 | ルアー釣り
仕事が忙しくて釣りに逝けないので昔の釣りの話を少し。
季節は冬なので昔の冬の釣りの話。
過去に書いてたらゴメンナサイ。


今から27年程前。
高校生だった当時の私の趣味はバイクと釣り。
これは今でも変わりませんが(笑)

その頃はといえば、私はいつも幼なじみと近所の池や当時よく釣れていた
兵庫県の千刈ダムへ原チャリに乗って通っていました。
その時代のルアー釣りと言えば、プラグはヘドンやレーベル、バグリー、ラパラなどが
主なモノで、ワームといえばジェリーワームとトーナメントワームくらいでした。

しかも当時は「冬はバスは釣れない」というのが定説だったので、
冬は基本バス釣りはお休みでした。

しかし、そんな釣れないはずの冬のバスを連れてくる画期的なルアーが、
遠い異国から近所の釣具屋さんに上陸してきたのです。


その名は「レーベル サスペンドR」。


もちろん他のルアーと同じで高かった。
私は幼なじみとそのルアーを見つめながら…


「サスペンドってなんや?」

「どうやら水中で止まるらしーで?」

「止まるてなんなん?」

「浮きも沈みもせんらしいわ」

「なんじゃそりゃ?壊れてんか?」

「さぁ?知らんがな~」


しかし、サスペンドRの威力は凄まじかった。
冬のバスをガンガン連れてきたそうだ。

噂を聞いて大枚叩いて1個だけ買った。
カエル柄のヤツ。
高校生だったが、めっちゃバイトしてたので、高校生の割りにはそこそこお金を持っていた。
高校生のくせにRZ250と原チャリバイクの2台を保有していたのだ。
それでも当時のルアーは高いと思った。

写真は、レーベルの「ウィR」。
家に1個だけ残ってたクロー柄のヤツ。



「サスペンドR」はこれをもう少しスリムにして、ディープダイビングのリップを
付けた感じのヤツです。


大枚叩いて買ったは良いが、勿体無くて使えない。
どうしようかとさんざか悩んだ挙句、安いパチもんのディープクランクに
板オモリを貼ってサスペンドチューンすることを思いついた。

そしてパチもんのディープクランクは見事に水中で止まった。
そして見事に魚を連れて来た。

当時から千刈ダムは、一部を除いて殆どの湖面が釣り禁止であったのだが、
雪の降る日に釣禁エリアに幼なじみとこっそり忍び込んで岬の先端で巻いてみたのだ。

何も考えずに前に投げていただけなので、ルアーが手前まで来て初めてボトムコンタクトする。
急深のダムだから当たり前。
でも、ボトムコンタクトしたところで止めて、長い間ほっとくと、ガンと当たって釣れた。
それこそずっと釣れた。
大きくはないが、寒くて手がかじかんで釣りが出来なくなるまで釣れた。


楽しかったあの時の情景は今でもハッキリと覚えてる。


当時の千刈ダムはバスで溢れていた。
私はあそこのダムで、初めてバスのナブラを見た。
バスが集団で集団のベイトフィッシュを水面に追い上げる。
そう、マグロなどが小魚を追うあのナブラ。
琵琶湖のアユボールを追うバスのもっともっと激しいヤツ。
水面の直径3メートル程が泡立ち、逃げ惑うたくさんのベイトと
狂ったように集団でそれを追うバスの群れ。

そこには何を投げ入れても釣れた。
ワームでも食ってきた。

一度、今まで体験したことの無いような魚が掛かって、黄色のストレーンがブチ切れた。
当時のタックルはシェークスピアのガンハンドルとシマノバンタム100!

わかる人はわかりますよね?(笑)


昔の釣りの話でした。

評判よければ、また書きますね。


しかし、使ってないハズなのに、あのサスペンドRはどこいった?



コメント (12)
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