アンコール遺跡群は、カンボジアが最も栄えた大クメール王国時代の栄光を今に残す、世界最大級の建造物です
広大な敷地に点在する遺跡群を一泊二日で見て回る事はとても無理なので・・・
遺跡群の中でも、特に有名な〈アンコールワット〉と〈アンコールトム〉を、2日間に分けて見学しました
アンコールワットは、12世紀前半にスーリアバルマン2世により建てられたヒンドゥー教の寺院です。
とても有名な世界遺産なので、TVの映像や写真で、今までに何度も目にしていましたが・・
実物は、想像以上のスケールの大きさで・・・本当に圧倒されてしまいました
アンコールワットの周囲は、幅約200メートルもある大きな堀に囲まれています
西参道入り口から、本堂入り口まで続く石の参道は、350メートルもあります
〈アンコールワットは西向きに建っているので、西参道入り口が正面になります〉
西塔門を抜け前庭に出ると、南北にそれぞれ経蔵と聖池があり、正面には中央塔のある有名な景色が見えてきます
聖池から見た祠堂はとても神々しい姿です アンコールワット一番の、 撮影ポイントです
修復作業の緑のシートが残念ですが・・・これも遺跡を守る大切な作業・・・仕方ないですね
第一回廊の壁面は、ヒンドゥー教の神話や、王の戦の様子などが、精巧にレリーフしてあり、見ごたえがあります
ガイドさんの説明を受けながら、三重の回廊に囲まれたの塔の中心に向かって、進んで行きます
みどころも多く、一通り見て回ると、2時間近くはかかってしまいます
第三回廊に登る階段は70度の傾斜があり・・かなりの高さがあり、怖いです
過去には、階段から転落し亡くなった方もいらっしゃるとの事・・慎重に登って行きます
中心祠堂は、4つの塔とそれをつなぐ第三回廊に囲まれた中央に建っています
息を切らして登りましたが、登ってよかったです・・・ここから見渡す景色は素晴らしいです
団体のツアーではなかったので、所々休憩を取りながら、自分達のペースで見て回れたので、とても助かりました
それでも、足場の悪さと、階段の登り下り・・そして暑さで、体力的にかなりハードでした
この後は、オールドマーケットの見学とアプサラダンスを見ながらの夕食です